最近の読書 雑誌 「スピン」 | ワクワクしよう~癒されよう~! Feel Freeにアキのふらっとアレコレ♪

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二人の娘は独立
プレリタイアライフを楽しんでいます♪

引っ越し、海を跨いで11回
いろんな価値観に触れて揉まれて
世界は無限に広がっていて
こうあるべきは一つもないと

これからも柔らかな心で、導かれるように、ワクワクしながら歩いていきたいです♡


おはようございます

あきです



先月下旬から今月上旬にかけて

あっちこっち動き回って

自分は全然元気なつもりだったけど

やっぱり疲れが溜まっていたみたい

ここのところ、ぐったりお疲れ気味です


暫くおさまっていたホットフラッシュも再燃!

もう暑くて暑くて

夜中何度も目が覚めてしまう


2年前くらいかな?いわゆるホルモンパッチを使い始めてあっという間に症状が治まり

少しずつ使用量を減らして

1年前くらいから減薬、もうほぼ無しで大丈夫

もうすっかり克服してるわ〜♪

と小躍りしていたのに…悲しい


感情の鬱鬱さが無いのが本当に助かってますけど

突然噴き上がる身体の不快さは動くことを萎えさせます…


で、行きたいところは沢山あれど

もう腹を括って読書!



この スピン という雑誌

いわゆる文芸誌なのだけど

ちょっと趣向が変わっているんです






季刊誌で

2022年秋号から2026年夏号までの限定発刊

そしてなんと、毎号 紙質が違う!




中身はというと…


カバーなんてしちゃうと勿体無い

紙の手触りから伝わってくる懐かしさ





子供の頃に近くの文房具屋さんで

画用紙を3枚単位で買ってもらっては

具にもつかない工作に勤しんでいました





鉛筆立てだったり、モビールだったり…

色を付けるわけでなし

形にこだわる訳でなし




ただ、まっさらな画用紙にたった1人で立ち向かう感覚がすごくすごく楽しかったんです


今、まさにその感覚よ、再び! なんです




河出書房新社

創業140周年記念へのカウントダウン季刊誌

スピンとは、あの本に付いている栞のことなんですってね


知りませんでした






第6号の表紙は池澤夏樹さんの言葉



池澤夏樹さんの父は「草の花」の福永武彦氏

家人がこの作品をこよなく愛していて、結婚当初読むよう勧められたものの、雰囲気暗くてね…当時は全然好きになれなかった笑

今読んだら違うのかな〜


実はこの雑誌「スピン」

次女のコレクション


第6巻を書店で見て、なんとなくピンときて買ってきたものの、読み始めてみたらあれ?連載が多いかも?と

そこで既刊を調べていたら、次女が自室からゾロゾロと第1巻から第5巻を出してきたという次第


ありがたや〜笑笑


季刊誌だから次号が出るまで

何度も何度もゆっくり繰り返し読めるし


エッセイから連載、ショートショート、コラムに作家のお勧めの本まで 盛りだくさん


それでいて300円というお値段!




今回気になったのはイリナ・グリゴレ


優しい地獄


社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。

祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。
川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。
いまは人類学者として、弘前に暮らす。

日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。
時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。《亜紀書房サイトより》


この装丁をした寄藤文平氏の寄稿文に吸い寄せられた






そして、この「スピン」の名付け親 恩田陸氏の連載


そして金魚鉢の

溢れ出す午後に、


京都の碁盤の目のような道

その道を夢遊病者のように何か訳のわからないものに操られて、あみだくじのように歩く

まさに白昼夢のような文章に惚れ惚れしながら読んだ




ここのところ、歴史物や絵画関係などの本に傾倒気味だったけれど、脳が疲れているんだわね

頭がパンパン!笑笑


フィクションの世界にしばらくどっぷり浸かりましょう


                       

📕📕📕



これ欲しい!

珪藻土の火焔土器のドライキーパー

塩を掘ると火焔土器が発掘される…






今日も皆様お健やかに♡