今週の予定&論点(FX) 2024年4月1日からの週 | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

 

 

 

 

※特に重要と思われるファンダメンタル情報をピックアップしている

※トレンド&リスク戦略(トレード手法)で役に立つという基準で情報を載せている

※諸事情により発表予定は変更される場合がある

※情報が入り次第、上記予定を修正する場合がある

 
 
 

為替相場を値動きさせる要因

 

☑ 米・雇用統計

☑ 米・パウエルFRB議長 講演

☑ 米・FRB要人発言が多数(FOMC後 最初の発言をする総裁も多い)

☑ 日本・日銀短観

☑ 日本・さくらリポート、春闘集計など利上げ判断に関する情報

☑ 第2四半期がスタート(新規資金の流入)

☑ 米地銀や商業不動産のデフォルトリスク(NYCB経営破綻のリスク)

☑ 地政学リスク(とくに紅海フーシ派の動向)

☑ マネー信用が低下したことによる想定外のリスク

☑ 世界の景気減速(リセッション)リスク

☑ 中国の景気減速、経済危機リスク

☑ ゴトー日(25、29日) ※29日は月末&四半期、27日は決済締め日

☑ 高騰する株価への警戒感

☑ 高騰する金先物への警戒感

☑ 高騰する暗号資産への警戒感

☑ 日本のインフレリスク

 

 

 

 今週の相場所感(為替)

 

今週は、新四半期へ入ること、雇用統計、ISM製造業景況指数など重要データの発表があり、要人発言も多くあります。日本でもさくらリポートや日銀短観など重要データがでます。来週より決算発表が始まるため、それも視野に入れる必要があるでしょう。

 

米国のファンダメンタル情報は、集中的にあり要人発言も含めればドル相場のトレンドを変える可能性があります。日本のファンダメンタル情報も多くあり、注目される日銀の追加利上げへの思惑が動くでしょう。

同じようにユーロ圏でも重要データがあります。6月利下げが現実味を帯びる中で、それを肯定するデータが出ればユーロ売りも想定されます。

 

日米欧の金融政策が動きやすい時期に差しかかっています。

 

リスク要因は、ドル/円・株価・金価格・暗号通貨など「買われ過ぎ」になっている相場が多く存在している点です。ちょっとしたショックで値崩れを起こす可能性があり、そのリスクには注意を払うべきでしょう。

商標不動産や米地銀への不安もリスクとして残ります。特に前者は、新たな金融危機の火種になるかも知れません。

 

 

ファンダメンタル修正が起きやすく、かなりの値動きが見込まれる週になりそうです。

各国金融政策の力関係に変化が出てくることが予想されます。夏にかけて10円単位の値動きが起こる事はあり得るため、よく観察し分析しましょう。

 

 

 

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