1月30日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

30日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。終値は前営業日比133.86ドル高の38467.31ドル。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が買われ相場を下支えした。半面、「2024年のスマホ販売が前年を下回る」との見通しが示されたアップルが売られ、相場の上値を抑えた。ボーイングやインテルも2%を超す下げとなった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、同118.14ポイント安の15509.90で取引を終えた。
前日に2年ぶりの高値を付けたあとだけに利食い売りなどが出た。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

30日のニューヨーク原油先物相場は反発。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)3月限の終値は前営業日比1.04ドル高の1バレル=77.82ドルとなった。国際通貨基金(IMF)が世界の成長率見通しを上方修正したことで原油需要拡大を期待した買いが膨らんだ

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

30日のニューヨーク金先物相場は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる4月限の終値は前営業日比6.3ドル高の1トロイオンス=2050.9ドルとなった。NY序盤は米長期金利が低下したため、金利を生まない金に買いが入り2050ドル手前まで上昇した。ただ、その後に米金利が一転上昇したため、次第に上値が重くなった。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

30日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。5時20分時点では13.37と前営業日の清算値13.60から0.23ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら反発。終値は147.61円と前営業日NY終値(147.50円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。NY勢参入直後の22時30分前に一時147.58円まで上げたものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.03%台まで低下すると円買い・ドル売りが優勢に。日本時間夕刻に付けた147.16円を下抜けて一時147.10円と日通し安値を更新した。
 ただ、米労働省が発表した
12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が902.6万件と予想の875.0万件を上回り、米10年債利回りが4.10%台まで上昇すると一転ドル買い戻しが優勢に。1時過ぎには147.93円と日通し高値を更新した。
 もっとも、
米10年債利回りが再び低下に転じるとドル円にも売りが出て147.57円付近まで下押しした。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に方向感に乏しい展開だった。

 ユーロドルは小反発。終値は1.0845ドルと前営業日NY終値(1.0833ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準となった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.0857ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0858ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。12月米JOLTS求人件数の上振れをきっかけに米長期金利が上昇するとドル買い戻しが優勢となり、1.0828ドル付近まで下押しした。もっとも、米長期金利が再び低下すると1.0849ドル付近まで持ち直した。
 
明日のFOMC結果公表を前に方向感は乏しく、NY時間に限れば0.0029ドル程度の狭いレンジ取引に終始した。200日移動平均線が位置する1.0842ドル付近も意識された。

 ユーロ円は反発。終値は160.09円と前営業日NY終値(159.80円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。仏CAC40や独DAX、
NYダウが史上最高値を更新する中、リスク・オンの円売りが優勢となった。1時過ぎには一時160.34円と日通し高値を更新した。ユーロ円以外のクロス円もNY中盤以降は買いが目立った。


 

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