1月30日 前営業日の主な要人発言 | ファンダメンタルなアウトローのFX

ファンダメンタルなアウトローのFX

FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

 

 

 

ファンダメンタルは、要人発言で激変する

ファンダメンタル(≒相場観)が激変する時があります。激変するケースの1つに要人発言があります。2023年9月に植田BOJ総裁がマイナス金利解除を匂わせる発言があり、瞬間的でしたが猛烈な円高になりました。数円動かすケースはよくある事なのです

 

2023/12/17に植田BOJ総裁が「チャレンジング発言」をして、その日に5円以上も円高が進みました。植田ショックと呼ぶ方も居ます。このような値動きをしたのは、チャレンジング=タカ派へ移行と認識したマーケットが、ファンダメンタルが大変動したと認知したからです。

 

後日、チャレンジング発言は取り消されましたが、為替相場における要人発言の重要性が分かる事件でした。

 

Fundalia(ファンダリア)

 

 

 要人発言によるファンダメンタル分析

 

 

ナーゲル独連銀総裁は、ドイツ経済の鈍化を嘆いていました。一方でインフレ鈍化を歓迎しています。GDPから見ると、ドイツ経済はリセッション(景気後退)へ突入しています。ユーロ圏のファンダメンタルはダウントレンドであるデータが、また1つ増えました。

 

 

 

 前営業日の主な要人発言

 

30日19:55 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
「金利引き下げの決定までにさらなるデータが必要」
「最初の利下げは25bpが望ましい」
「利下げのタイミングが4月か6月かは大きな違いではない」

31日00:23 マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「利上げ路線についてはオープンマインドでいる必要」
「ディスインフレが着実に進行中」
「2%の目標到達に自信がある」

31日01:48 ナーゲル独連銀総裁
ドイツの経済見通しは『素晴らしい』とは言えない
「インフレは間違いなく正しい方向に進んでいる」

31日05:10 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
インフレはタイムリーに2%に到達するだろう
「理事会全員が次の行動は利下げということで一致している」



※時間は日本時間

 

にほんブログ村 為替ブログ ドル円へ 

ランキングに参加しています。ご協賛お願いします