1月26日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

26日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。終値は前営業日比60.30ドル高の38109.43ドル。12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比で予想を下回り、インフレ鈍化の継続が示されると買いが入った。もっとも、決算内容が嫌気されたインテルの急落が相場の重しとなり、指数は下げに転じる場面もあった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7営業日ぶりに反落し、同55.14ポイント安の15455.36で取引を終えた。前日までに
6日続伸し2年ぶりの高値を付けたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りが出た。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

26日のニューヨーク原油先物相場は3日連続で続伸。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)3月限の終値は前営業日比0.65ドル高の1バレル=78.01ドルとなった。序盤は紅海での地政学的リスクの悪化を警戒した買いが一服し、利益確定売りに押されて軟化。ただ、その後は米国や中国の景気に対する楽観的見方から買いが入るも、週末のポジション調整の売りが入り一時下げに転じるなど、売り買いが交錯した。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

26日のニューヨーク金先物相場は小幅ながら反落となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月限の終値は前営業日比0.5ドル安の1トロイオンス=2017.3ドルとなった。12月米PCEコアデフレーターの前年比が予想を下回り、物価鎮静化への期待から金が買われる場面もあったが限定的。その後は、翌週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、週末の持ち高調整の売りが相場を下押しした。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

26日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。5時37分時点では13.31と前営業日の清算値13.45から0.14ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は148.15円と前営業日NY終値(147.66円)と比べて49銭程度のドル高水準だった。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比2.9%上昇と予想の3.0%を下回ったことが分かると、円買い・ドル売りが先行。一時147.46円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.16%台まで上昇したことで全般ドル買いが入ったほか、
12月米住宅販売保留指数が予想を上回ったことが相場の支援材料となり、4時前に148.21円と日通し高値を更新した。

 ユーロドルは小反発。終値は1.0853ドルと前営業日NY終値(1.0846ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準となった。
欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測が強まる中、欧州市場序盤には一時1.0813ドルと昨年12月13日以来の安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。欧州株相場の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善するとユーロ買い・ドル売りが入り、22時30分過ぎに一時1.0885ドルと日通し高値を更新した。市場では「ECBの利下げ織り込みが進み過ぎ」との見方も多く、「行き過ぎた利下げ観測の修正によりユーロに買い戻しが入る余地は大きい」との声も聞かれた。
 もっとも、米長期金利が上昇するとユーロドルにも売りが出たため、伸び悩んだ。前日の高値1.0902ドルがレジスタンスとして意識された面もあり、取引終了間際には1.0852ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は5営業日ぶりに反発。終値は160.79円と前営業日NY終値(160.15円)と比べて64銭程度のユーロ高水準。仏CAC40やNYダウが史上最高値を更新したほか、ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比400円高の3万6080円まで上昇すると、リスク・オンの円売り・ユーロ買いが優勢となった。1時前に一時160.93円と日通し高値を更新した。


 

 

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