1月24日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。終値は前営業日比99.06ドル安の37806.39ドルとなった。ネットフリックスやASMLホールディングの決算が好感され、ハイテク株を中心に好業績への期待が高まると反発して始まった。ただ、良好な米経済指標を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退すると伸び悩んだ。低調な米5年債入札を受けて米長期金利が上昇幅を広げると下げに転じた
 一方、ハイテク株の比率が高い
ナスダック総合株価指数は5日続伸し、同55.98ポイント高の15481.92と2022年1月以来2年ぶりの高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は連日で史上最高値を更新した。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

24日のニューヨーク原油先物相場は反発。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)3月限の終値は前営業日比0.72ドル高の1バレル=75.09ドルとなった。中国の預金準備率引き下げを背景に中国経済に対する不安が和らいだことから、原油は買いが優勢となった。なお、EIA石油在庫統計では原油在庫が予想を上回る減少となったことが明らかとなった。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

24日のニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月限の終値は前営業日比9.8ドル安の1トロイオンス=2016.0ドルとなった。強い米経済指標を受けて米国の早期利下げ観測が後退したことが重しとなった模様。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

24日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は上昇。5時30分時点では13.01と前営業日の清算値12.55から0.46ポイント高い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は147.51円と前営業日NY終値(148.35円)と比べて84銭程度のドル安水準だった。本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ドル売りが先行。米長期金利の低下に伴うドル売りが強まると、前日の安値146.99円を下抜けて一時146.66円まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。
1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ると、米長期金利が上昇に転じたためドル円にも買い戻しが入った。市場では「一目均衡表雲の上限146.44円がサポートとして意識されている」との指摘もあった。
 低調な米5年債入札を受けて米長期金利が上昇幅を広げると、6時過ぎに147.64円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.0885ドルと前営業日NY終値(1.0854ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準となった。
明日25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の買いが入ったほか、米長期金利の低下に伴うドル売りが出ると、23時30分過ぎに一時1.0932ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、米経済指標の上振れや低調な米5年債入札をきっかけに
米長期金利が上昇すると、ドルを買い戻す動きが優勢に。6時過ぎには1.0878ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は3日続落。終値は160.57円と前営業日NY終値(161.04円)と比べて47銭程度のユーロ安水準。1時前に一時159.98円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり5時前に160.72円付近まで下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。

 
米ドルカナダドルは一転上昇した。23時30分過ぎに一時1.3430カナダドルまで値を下げたものの、6時過ぎには1.3528カナダドルまで値を上げた。米長期金利の動向につれた。
 なお、カナダ銀行(BOC)はこの日、市場予想通り政策金利を5.00%に据え置くことを決めたと発表。声明では「インフレ率は徐々に低下し、2025年には目標の2%に達すると予想」「依然としてインフレ見通しに対するリスク、特に潜在的なインフレ圧力の持続を懸念している」と表明した。また、「コアインフレのさらなる持続的な緩和を確かめ、経済の需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格設定に焦点を当てている」とし、
前回までの「必要があればさらに利上げをする用意がある」との文言を削除した。



 

 

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