第7章 投資計画&運用(3) いかに投資で優位を築くか?❷ | Fundalia since 2007

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

ファンダメンタル投資をおこなう目的の1つに「いかに優位な立場からトレードできるか?」があります。Fundalia(ファンダリア)では、「優位に立つこと=高勝率」という考えをしません。ではどうするのか?という話をして参ります。

 

 

 

 

〖圧倒的な優位を築いてトレードすべき〗

 

Fundalia(ファンダリア)で教えるファンダメンタル投資では、「見通しを立てて、圧倒的優位にトレードする!」というトレード方針があります。どれだけ優位に立てるのか?それこそがファンダメンタル投資を導入する真の目的と言って良いでしょう。

 

前回の解説で、個人投資家をカモにすると述べました。

私たち個人投資家が、他の個人投資家を相手に完封するには、少なくとも2つの要因が必要です。

 

まず1つめが〖長期的な視点〗です。一般的な個人投資家は、近視者が多いです。広い視野をもっている個人投資家は希少というのが現状です。目先しか皆見ていません。ファンダメンタル分析に慣れてくると、来週のFOMCで利上げするかどうかを予測することができますし、少なくとも気にするようになります。少なくともドル相場がFOMCの動きでどう値動きするか見通しを立てることができます。

ゆえに、近視の個人投資家が見えるようになる前に、先手を打って動くことができるでしょう。

 

もう1つが〖理由による行動〗です。為替相場は、理由があってはじめて値動きします。為替市場の取引量は、東証株式市場1年分を1日でおこなう規模です。値動きさせるには、多くの資金が必要ですから人々を動かす理由が無ければ取引量は増えません

 

 

では値動きを起こすには、どのような理由が必要でしょうか?

とくに重要な理由を5つ紹介します。このような相場に当て嵌まった場合、相場は理由に沿って大きく値動きを起こすため、「分かりやすい」うえ「大きな値動き」に関与することが出来、優位に大きな利益を得やすいくなります。

 

本稿では5つを紹介するが、実際には10程度ある

 

 

 

〖投資の根拠を活用〗

 

第6章にて説明したファンダメンタル分析で求めた〖投資の根拠〗は、他の個人投資家が持ちえない優越的な情報です。経済状況を踏まえ、通貨が買われていくのか、売られるトレンドにあるのか?知っていることによって、優越的な立場からFXトレードへ参加できます。

 

「サインが出たからドル買い」

「FRBが利上げをおこなう公算からドル買い」

 

同じ相場を見ながら判断するわけですが、視野や発想が全く異なります。前者は単に確率的に論じているに過ぎず、後者は理由・根拠を添えて合理的判断をしています。この違いはとても大きいと思います。

 

結婚や就職を決めるとき、「68%の確率で上手くいくから結婚する」という意思決定は行ってこなかったはずです。「何故この人にするのか?」「どうしてこの仕事にするのか?」と、人生の重要決定をあれこれ理由を考えて決めてきたはずです。

なのに、FXトレードの時に限っては確率のみで判断するのが正しいという意見が多く見られます。心(感情)を排除せよという意見も見られます。確かに感情任せのトレードは宜しくありません。しかし、人間の心(感情)はFXトレードに不可欠です。

 

これにも理由が2つあり、1つは相場はマーケット心理を読むことが非常に重要になるからです。お金(マネー)を動かすのは、あくまで人間です。

2つめは、資金力のない個人投資家にとって、機関投資家、ヘッジファンド、投資銀行などのアルゴリズム、AI(人工知能)に勝つ唯一の方法が、人間の頭脳です。ヘッジファンドの心臓部にある最新鋭システムと、貴方の自宅にある100万円の新型高級パソコン。計算力で勝負になりません。ネット上で売っている個人投資家向けのアルゴリズムヘッジファンドが使うアルゴリズム。勝負になりません。

 

 

私たち個人投資家が、FXトレードで勝ち抜くには最も優れたコンピュータである頭脳を使うべきなのです。感情を排除するとは、唯一の武器である頭脳を放棄することに他なりません。システム同士の競合になれば、必ず蹂躙されてしまいます。

 

話を戻しますと、

理由・根拠を尺度にFXトレードを進める方が、ずっと高い勝算を得られます。投資の根拠を活用することで、一般的な個人投資家に対し優越した状態を作り上げ、「誰から利益を得るのか?」という課題が解決します。誰にどうやって勝つのが、利益に一番近いのか?この視点はFXで勝つための基本ではないでしょうか。

 

 

強敵である投資銀行やヘッジファンドと競合すると、貴方は生き残れない!

 

 

自分の投資知識に自信がない」「メンタルが弱い」などの想いから、

感情を排除してアルゴリズムへ頼りたい心情は理解出ますが、その先には計算力が問われるため、勝負にならないような強敵との競合が待っているでしょう。いくら優れたアルゴリズムを持っていても、ヘッジファンドやゴールドマン・サックス(投資銀行)のお抱えトレーダー達と同じ土俵に上がってはいけません。

 

 

 

 

初稿 2021/10/28

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下記linkは、本稿で解説している内容を真剣にFXトレードで運用するための知識を紹介しています。

※有償ですが知識レベルは格段に上がります

https://fundamental.shop-pro.jp/?pid=156438543

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

もし貴方に、ファンダメンタル投資を真剣に学ぶ時期が巡ってきましたら、ぜひFundalia(ファンダリア)のノウハウを使ってください。必ず役に立ちます。

 

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