<ユーロ圏>3か月続騰で回復傾向のドイツ経済 | Fundalia since 2007

Fundalia since 2007

トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

参考になりましたら、ポチリをお願いいたします。2013年も宜しくお願いいたします!


ドイツのIfo経済研究所がまとめた1月の独企業景況感指数は3カ月連続で上昇した。昨年末にかけて落ち込んだ同国経済が回復しつつある可能性を示した。


Ifo経済研が25日発表した企業景況感指数は104.2と、2012年12月の102.4を上回り、同年6月以来の高水準となった。10月には2年半ぶり低水準まで落ち込んでいた。


ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今週、同国最大の貿易パートナーであるユーロ圏の需要は債務危機で抑えられているものの、独経済が2012年10-12月(第4四半期)の縮小後に既に持ち直しつつある兆しはあると指摘した。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた1月の独景況感指数は10年5月以来の高水準に達した。 (引用:ブルームバーグ13/1/25)


非常に強い内容でした。数字的には完全に持ち直した感じであります。Ifo景況感指数は、ドイツの現状の景気を表現する経済指標と言われています。最も信頼できるデータで、日銀短観と性質が似ています。


ドイツはこれから、悪化するものと私は考えていました。ただ、センチメントが改善されただけで、危機再燃により悪化する可能性も残ります。ギリシャ、イタリア、スペインなど危機が終わったわけではありません。また、直近のユーロ高騰も、輸出国ドイツには不利に働きそうです。


米国のファンダメンタル改善や、日米欧でおこなわれた量的緩和、危機に対応するスキームが機能し始めたことを反映していると考えられます。