キツかったこと。 | 家族がガンと言われたら

家族がガンと言われたら

母が膵臓ガンになりました。
2018年4月6日、旅立ち。

嘆き悲しむより1日を丁寧に生きる事を教わりました。

認知症のお婆さんに泣かれた。


お勉強してた介護の仕事、理想と現実は違うのはわかっている。


お便所に行きたいの。何だか頭から全部調子が悪いの。何度も何度も呼び止められる。

それを別室で聞いていた上司。


ほっとかないと仕事にならないから

無視して。と言われた。そのお婆さんを誰よりも知っているからそうなんだと思った。


仕事終わりの書類を書くときも不穏の時は

その方の隣でしゃがんで書いていたけど

顔見るとダメだと言われ背中向けた。



ちょっとー!ねぇ、ねぇ、何で本当に調子悪いのにこっちを見てくれないのー!

と号泣された。そのまま帰った。


仕事入る時の明るい感じが会わない人もいるから

そこから考えようよ、と。

確かに。

腰痛ひどくてもう無理かな?でも待ってる入居者さんがいるからと意気込んで扉開くと違う自分になっている。テンション高いのかも。明るく振る舞い過ぎているかも。

それも看とりありの場所だから一回でも多く笑って欲しい自分なりの考え。


98才の人生の大先輩に背中を向けて無視した結果、この時間になっても伏せて泣く姿と声が忘れられない介護を職とするには向いてないんだなと

実感。朝には入居者さんは忘れているのは確実だけど私はずっと残る。


無視って最悪。

明日休みで良かった。