5個目のクロスステッチ・キットが完成した、というブログ記事の中で宣言した通り、出来上がったクロスステッチをクッションを仕立ててみた。
クロスステッチを施したアイーダという種類の布は針と糸を通すための隙間があり、そこから中綿が出てくるかもと思い、刺繍した布の裏には白地の布をつけておいた。つまり、アイーダ、白地の布、裏地の茶色の布の形3枚を中表にして4/5くらいを返し縫いで縫い合わせたところで裏返し、中綿を詰めてから残りの1/5をはしごまつりで縫い合わせる。返し縫いの箇所はミシンを使えばあっという間にできるだろうけど、私は原則「手芸は手縫い」派なのだ（単にヒマなだけとも言う）。
意外と手こずったのは、返し縫いでもはしごまつりでもなく、中綿を詰める作業だった。クッション綿を突っ込むだけじゃん、となめてかかってたら、意外と隅から隅まできれいに入ってくれない。何度かトライしたものの、思うように一律におさまってくれず、最後は「使っていればそのうち綿も落ち着くだろう」と平き直って妥協した。