前の記事で「道のりはまだまだ長い」とかさんざんもったいつけてた割に、実際にバックステッチ部分の刺繍に取り掛かってみたら拍子抜けするほどさくさく進み、あっっっという間に完成してしまった。マジか。
同封のマニュアルをよく読むと(英語なのでちゃんと読んでいなかった)、この図案はトラディショナルというよりモダンなので、バックステッチは1マスごとに丁寧に刺してもいいけど、直線部分は何マス分も大胆に飛ばして刺していいよ、むしろそっちのほうをおすすめする、とのこと。その指示に従った結果、かくもあっさり片が付いた。
イエーーーイ!
しかし、これまで私が作ったクロスステッチの4作品は、飾るための額が同封されていたり、指示に従って仕立てれば栞になったり、仕立てなくても最初からランチョンマットになっていたりと、「どうやって飾る/使うか」に考えをめぐらす必要はなかった。が、今回は布に刺繍が完成したらそれで終わり、そこから先どう飾るか、どう使うかは作り人に任されている。
で、私はどうしたいかと言うと——私はこれでクッションを作る予定。ということで、最終的な完成形までもう一踏ん張りだ。