1955 OVAL CABRIOLET から外したVW純正ドイツ製のソレックス 30PICT3キャブレター
After
Before
全面1ミリ以上のタールで埋めつくされた内面から
GW中とにかくガリガリタールをマイナスドライバーでこそげ落とし、穴を掃除してました。
ガスケットキットが届き、純正のドイツ製のソレックスキャブレターをOHできました。
Left : SOLEX H30/31PICT Brosi
Right : SOLEX 30PICT 3 West Germany
左の程度の良かったブラジル製のH30/31PICTキャブレターを分解して見本にして。
VW純正の右側のキャブレターをオーバーホールしました。
穴という穴に泡状のエンジンコンディショナーをふりかけ、エアーで飛ばして。
パーツクリーナーでも洗浄しました。
掃除がめちゃくちゃ大変でした。
3600円でガスケットキットをヤフオクで購入しました。
新旧比較
あら、写真では切れてますが細い方のガソリンのバイパススクリューのサイズが全く違ってて使えませんでした。T . T)
ダイヤフラム2個と、ニードルバルブと、ガスケットを利用して組み直しました。
加速ポンプ側の真鍮製のアイドルジェットの方が、両方とも
番手が低い方が使われてましたので、間違えない様に組み直しました。
アイドルジェットは右が94で左が95ですね。
ニードルスクリューは太い方1.5回転 細い方10×0.5=5回転が元のセッティングでした。
とりあえず基本の2回と2.5回開けておきました。
追記
YouTubeで勉強したところ、
細い方のミクスチャースクリューは10回×半回転=5回転もどし。
太い方のアイドルスクリューは5回×半回転=2.5回転もとしがデフォルトとの情報
で、濃いめだからミクスチャーを絞って調整らしいので
このキャブはミクスチャーを元の10ハーフ戻してから調整してみます。
アイドルは5ハーフ 2.5回転戻しでも良い様ですね。
コレで2個キャブレターが復活かな^_^
追記
結論的に、左のH30/31PICTで元どおりの
細いミクスチャースクリュー2.5回転
太い方のアイドルスクリュー2回転で調子良くエンジンがかかりました。
最初に右の純正の30PICTを付けた状態ではエンジンかかりませんでしたので
元のセッティングに近い
細いミクスチャースクリューを10ハーフ5回転
太いアイドルスクリューを1.5〜2.5回転戻してまたチャレンジしてみます。
参考にしたのはほぼ同じ54コンバーチブルをフルレストアされてるclassic VW bugsさんです。
最初のアイドルスクリュー2回転とミクスチャースクリュー2.5回転も別のYouTube