他者承認欲求の続きの記事です。
承認欲求については過去記事にて言及しています。
必要がありましたら本記事後半よりご確認くださいね
ここで、過去記事をおさらいします。
他者承認欲求にはデメリットがお強く出ることがある場合、
その部分を軽くすることが必要になるから。
デメリットは以下のようなもの。
・自分の意志や表現に制限がかかる
・他者からの愛や賞賛、評価を常に求める
・他者の目や評価が気になる
・他者に気に入られるような行動をすることがある
・人に好かれることに頑張ってしまう
・人より優位に立ちたいと思う(比較、マウンティングなど)
・役立つ人/アピールを無意識的に行う
ここに挙げたのは、あくまでも数例であり、
大かれ小かれ、誰もが持っています。
☆除:職業、お立場的にそれらが必要で公私の切り分けが
できている場合
なぜ他者から認められたいのか。
それは、
【自分で自分を認めることができない】から。
【他者から認められること、
認めてもらう行為をすることで、
欠けている部分を埋めたい】から。
自己受容とか自己肯定といった言葉で表すことも
ありますよね。
実際、他人がどうであっても、
自分が自分のことを好きでいたり、
自分を信頼することができていれば
他者の承認が必要なお仕事や状況でない限り、
あんまり気にする必要がなくなってきます。
自分で自分を認めることができない、
好きになることができない。
全員とまでは言いませんけど、
誰しもそういった側面もまたもっています。
私は自分の短所を理解していますが、
その短所に困ったなあと思うことがあります。
それが自分でもあるのだと受け入れてもいます。
・・・短所は裏を返せば長所にもなりえるから。
そして、その長所は大事にしたいので。
ここで少し観点を変えてみます。
私たちは自分たちが存在している世界が現実だと
認識しています。
けれども、これらの世界観は個々人によって違います。
同じ経験をしても個々人によって違う体験や記憶、
感情が生まれ、個々の視点で違った思い出になります。
゜☆゜+.☆゜+.
何を申し上げたいかというと、
起きている現象は1つであっても、
他者が見ている世界は自分にとって幻想ともいえる、
という点です。
幻想に振り回されるのってつまりませんよね?
Aさんが性格が良くないとお考えになっていたとして
実際に接してみたら思っていたのとは違った、
といった素敵なサプライズはご経験があるでしょう?
* 他者承認欲求を満たすために *
私たちは他者とのかかわりの中で生活をしています。
家族、会社、近所、地域、同僚、友達、その他・・・
くわえて、日本は協調性をとても大事にします
今はだいぶ変わりつつありますけど、
それでも、空気を読めない~、といった表現が漫画でも
普通に出てきました。
それらは文化として良い側面を持つと同時に、
強制的に縛り付ける鎖にもなりえます。
*,.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*
上述で鎖と書きました。
その鎖は切りたければ切ることができるものです。
鎖に縛り付けられたり、
あるフレームの中に入っていないと不安。
そういう場合には、
自他を切り分けながら視点をまず自分に戻しましょう。
他者と比べることは何の意味もありませんので。
☆一部のお仕事を除きます:営業さんとか
逆に縛られてお辛い・・・
そういう方は少しずつ
【自分のことを縛っている何かを解き放っていきましょう】
そのために、まずは自己受容から。
一歩ずつ、歩みを進めていってくださいね。
・・・そんなわけで、
この記事はここで一度区切ります。
次回は数記事後、「自己受容」の観点から書きます。
エネルギーで自己メンテナンス
→そして、手放しへ。
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