【実録】施術者の選択:寿命について考える 2 ~Medium Shipの時間より~ | アチューンメント&ヒーリングをお届けして16年*神聖な私に還り、気づきと変化を促すエネルギーワーク ~Clearness Work~

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六流週刊誌(造語)みたいなタイトルですが、

中身は【人間の尊厳と死までの時間】について書いています。

 

MediumShipの経験を通じて

【クオリティ・オブ・ライフ】について考えてみる、という

前回記事の続きではあるのですが、

 

現在、死の問題に直面している方、

直近で大切な方を見送った方

人やペットちゃんの死と向き合うことがお辛い方、は

以下より閲覧は避けていただいた方が良いかもしれません。

 

前回記事はコチラです

 

【実録】施術者の選択:寿命について考える 1 

~Medium Shipの時間より~

 

***

 

基本的に【寿命に関わるご質問】へのお返事に対して、

私はNOの方針です。

 

ただし、例外もまたあります。

 

1の記事内で以下のご質問をしました。

 

もし、寿命が限られているご状況にある方で、

どうしても、その期日を知りたいという方がいらした時、

その答えを知っていたら、ご質問にお答えするでしょうか?

 

その答えをお知りになりたい方は、

ご病気でとても切羽詰まったご状況にあり、

生存可能性に唯一の希望を見出してもいて、

【生きることができる】ということを伝えて欲しいということが

明らかにわかるご状況です。

 

その方の寿命は約2週間程度として仮定します。


 

本題に入る前に少し視点を変えましょう。

 

お人にもよりますが、私たちは【自らの死】を受け入れるのに

お時間がかかります。

 

死生学で知られる、

エリザベス・キュプラー・ロスさんは【死の受容」にあたり、

以下の5段階のプロセスがあるという研究をまとめています。

☆自らの死と向き合うご病気などを患った場合です

 

*死に至る5段階のプロセス*

1.否認・隔離 =そんなことがあるわけがないと認めない
2.怒り=なんで自分だけが、という怒り
3.取引=どうしたら助かるのか。いろいろな手法を試みることも
4.抑うつ=3がかなわないことによる落ち込み
5.受容=堪忍してすべてを受け入れる

 

とはいえー。

これが全部の人には当てはまるとは限りません。

 

中には、2が先に来る方もあるでしょうし、

3を必要としない方もいらっしゃいます。

あるいは霊界の存在や宇宙の法則を知り、

死に対しての理解が進んでいる方は5になるかもしれません

 

さらに言えば、それ以上の感情・・・

 

恐れ 消えてしまうことが怖い

願望 ~をしておきたかった

後悔 ~のようにしておけばよかった

未練 0歳児のわが子の成長が見たい

とかとか、いろいろなご状態が生じます。

 

ただ1つ言うことができるのは

【死を受け入れるのには時間がかかる人がいる】ということ。

 

***

 

お話をMediumShipに戻します。

 

その方にご自身の状態を見て欲しいと言われた時、

私はすぐにその方の寿命が長くないことを察知しました。

 

そして、寿命の告知を医師が行っておらず、

ご家族もそれを伏せた方針で看取りたいのだということも。

 

くわえて、生きることへの希望によって、

その方の最後の時間を良いものにしたいのだということも。

 

***

 

これは、MediumShipをなさっていない方でも、

一度でも、長期療養が必要な大事な方を見送ったことがあれば

瞬間的に察知できるかもしれません。

 

その人は私に聞いてきました。

「自分は本当に生きられるのだろうか?」

 

私が出した答えは以下です。

「大丈夫だよ」

 

本当のことも、嘘も言いいませんでした。

 

もし、ここで私が本当のことを言ったら、

その方は大変混乱してしまうことでしょう。

同時に、嘘をつくこともまたミディアムとしては良くありません。

 

すべては宇宙の采配であり、ご家族を信じて大丈夫。

ご家族が言わないでいた以上、

覚悟はできているから、愛と共に看取ってくれるはず。

魂も、また、死にません。そんな思いを込めて。

 

真実をお伝えする方が良いかどうかはお人によって異なります。

 

2週間しかない中で、

自由に動くことができない身体で、

【生きたい】という想いがとてもお強かった場合、

 

もし、真実をお伝えしたら、

たくさんのやり残し、家族や医療従事者への不信感、恨み・・・

 

そのようなものを抱えたまま残りのお時間を過ごすことになって

しまう可能性があるから。

それはあまりにも残酷であるように見えたからです。

 

***

 

その後、時間が経ち、ご家族からお空に旅立った旨のご連絡を

いただきました。

ご家族は私がその方とお友達であることもご存知だったので

私の方から、ご家族に上述のやり取りについて、

だいじょうぶだったろうか?とお伺いしました。

 

実際、ご家族の方も担当医の方も告知をしない方向で

【最後の時間により良い人生を歩ませる】ことを目指して

いらしたそうでした。

 

それをお伺いして、少し安堵しました。

 

最後に、

故人に聞いてみたところ「実は知ってた」と笑っていました。

それでも救いの言葉が欲しかったのだ、と。

 

この言葉で私も救われました。

 

今回の判断はお人によっては、見解が異なる可能性があります。

 

すべて等しく貴重な価値観ですが、

ご不快にお感じになられましたら、

そういう考え方の方もいるのだなあ、と読み流してください。

 

全員に同じお返事をするかどうかはわかりません。

【言わない】のが基本ですから。

 

でも時には例外もあるよ。

 

・・・・そんなお話でした。

 

人の死を考える時、【残された時間をどのように生きるか】は

本当に大切になってきます。

 

もし大切な人の中にそういった方がいらしたら、

【この肉体をもって一番最後に過ごす、貴重で大事な時間に

関わらせてもらえること】

その尊さを忘れないで欲しいなあと思います。

 

 

尚、このお話は故人のご了解を得て書いています。

もうそろそろ良いだろうか、と霊界通信してお伺いしました。

役に立つかわからないよ、というお返事ではあったのですが、

やってみたら?ということだったので、お言葉に甘えて書きました。

 

個人が特定されないように書いていますが、

私が存じ上げないご関係者の方やご親族さまの方で、

【掲載は不可】ということがありましたらお申し出ください。

速やかに【削除】【限定公開】等、ご希望の対処をさせて

いただきます。