402-16-36~38 ゴルフボラシェルパメモ

 

 

 

 

 

◎大会名称:第11回 LANDIC CHALLENGE 11

 

 

 

🔸1.ボラ駐の場所が変わったが...

🔸2.ボールを見失わない場所はどこか

🔸3.無罰救済×2回

 

🔸4.選手自身が「速報」することの是非

🔸5.150名の3サムは勘弁して

 

🔸6.また新たなティが

 

 

◎開催期間:2024(R06).06.12(水)〜14(金)

 

◎大会概要:[主催:福高観光開発㈱]

      [後援:九州朝日放送㈱]

      [特別協賛:㈱LANDIC]

      [協賛:㈱九州リースサービス、

          福高総合技術コンサルタント㈱、

          ㈱グランディア、

          ㈱おおたに設計、㈱ナカケン、

          ㈱エヌプラスアーキテクト

           デザインオフィス、

          有澤建設㈱、㈱旭工務店、

          ㈱えんホールディングス、

          ㈱吉浦、

          コカ・コーラボトラーズジャパン㈱、

          タイ国政府観光庁、

          ㈱ワールドセブン、

          福岡雷山ゴルフ倶楽部、

          筑紫ヶ丘ゴルフクラブ]

      [共催:JGTO]

 

◎ゴルフ場:芥屋ゴルフ倶楽部

  〒819-1335 福岡県糸島市志摩芥屋1-1

  電話:092-327-1500

 

 

 

◎インターネット(放送):

 

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<入場者数>

 1日目(06/12(水)):208人-天候:晴のち曇

   (前年81人-06/07(水)天候:晴)

 2日目(06/13(木)):171人-天候:晴

   (前年57人-06/08(木)天候:曇のち雨)

 最終日(06/14(金)):207人-天候:晴

   (前年231人-06/09(金)天候:雲の多い晴)

 合計:586人(前年369人)

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(06/12(水))

 2日目(06/13(木))

 最終日(06/14(金))

 

<優勝者>

 優勝者:日高将史

 スコア:12アンダー

 

 

 

 

 

 

 

 去年から設けられた「チャンピオンズベルト」。

 優勝賞金:324万円

 賞金総額:1,800万円

 フルリーダーズボード

 

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<今回のボラ(募集)>

 [ボラ募集窓口]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 [ボラ運営(主)]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 

 [ボラ本部]

  ・クラブハウス地下1階従業員食堂

   初めて行く人にはなかなかわかりにくい

   場所です。

   案内標識もたくさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [募集業務]

  ①スコアラー(最終日担当)

  ②フォアキャディ(初日担当)

  ③速報板(2日目担当)

 

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  第1日目(予選):06月12日(水)

         【ボラ参加1日目】

  天候:晴のち曇

 

 

 

 

 

 

<本日の業務>

 ①9番2nd地点でのフォアキャディ業務

  2名で担当。

  当初スコア速報板業務でしたが、

  フォアキャディ担当のボラさんが未着で

  連絡不通とのことで応援にまわりました。

  結果的に競技委員さんともいろいろな話が

  できて良かったです。

 

  ・現地到着=08:00

   現地撤収=17:35(9時間35分)

   ボラ本着=17:55

 

 

 

🔸1.ボラ駐の場所が変わったが...

 ・男女下部ツアーの多くの試合では、

  ボランティアはゴルフ場構内に駐車することが

  できます。

  ボランティア人数が少ないことで収容

  しやすいことに加え、送迎バスの運行費用を

  抑制できるのもその理由だと思います。

 

 ・LANDIC Challengeでも芥屋GC構内に駐車

  させてもらえます。

  昨年まではゴルフ場に入ったすぐ右側の

  従業員用駐車場に駐めさせていただけました。

  クラブハウスまでの上り坂がキツイのですが、

  送迎バス利用よりは集合までの時間が

  読めるので助かります。

 

 ・しかし今年はゴルフ場の奥の広場に駐める

  ことになりました。

  従業員の方たちも同様です。

  どうやら、近い駐車スペースはギャラリー用に

  解放するためだそうですね。

  ゴルフ場の外(近隣)にもギャラリー用駐車場が

  設けられていました。

  今大会は入場料無料ですから、ゴルフ場まで

  直接アクセスできるのはメリットありますね。

  おまけにクラブハウス内にも入れますし、

  レストランも利用できますから。

  ちなみに昨年との入場者数を比べると、

  3日間で217人(59%)(586/369人)増、

  日最大では、23人(6%)(208/231人)減、

  日最小では、114人(200%)(171/57人)増でした。

 

 ・ギャラリー数を増やすためにさまざまな

  取組みがあったと思いますが、駐車場対策を

  どう評価するかについては気になるところです。

 

 ・その理由は今回の駐車場の場所が、選手の

  プレーするすぐそばを通らなければならない

  ことです。

  クラブハウス正面を左に曲がりコース内に

  入りますが、そのすぐ左には10番ティが

  あります。

  さらに進むと左に10番グリーン、右に9番

  グリーンです。

  そして練習場の後方を通って駐車場に

  向かいます。

 

 

 

 ・大会初日の自分の集合時刻は、8:15でしたが

   6:40にはすでに選手はプレー開始しています。

  せめてプレーが始まるまでにと思い、

  6時過ぎにはゴルフ場に着きました。

  それでも練習場に向かう選手、練習終わって

  戻ってくる選手のそばを走ることになって

  しまいました。

 

 ・また予選では午前組・午後組でプレー

  しますから、それに合わせて

  ハウスキャディさんたちの出勤・退社時間帯も

  まちまちです。

  一日中車が走っている状況ですね。

  2日目に18番グリーン脇のスコア速報板を

  担当しましたが、目の前を通る車の数を

  見ていると、どこかの街中にいるのではと

  錯覚するほどでした。

 

 

 

 ・もし来年も同じ駐車場を使うのであれば、

  われわれボランティアを含む駐車場利用者に

  以下のことを周知してほしいと思いました。

  [周知目的]

   ①ゴルフ場構内における安全確保。

    構内での人身・車両事故を起こしては

    いけません。

    特に大会期間中ですから、競技運営への

    影響も懸念されます。

   ②選手のプレー環境維持。

    あきらかにプレー中の選手のすぐそばを

    車で走るわけです。

    プレーに影響しないよう最大限留意する

    必要があります。

    18番グリーン脇スコア速報板の業務中に

    選手が一旦プレーを中断し、仕切り直し

    する姿を何度も見ました。

  [周知内容]

   ①構内では速度を十分に落とす。

   ②朝の車両輻輳時は車間距離に注意する。

   ③選手のプレーエリア付近ではその動向を

    注視しながら運転する。

 

 ・来年の「駐車場問題」、いったいどう

  なるのでしょうか。

  「問題」と捉えているのかどうかが「問題」かも

  しれませんが。

 

 

 

🔸2.ボールを見失わない場所はどこか

 ・急きょフォアキャディ業務の担当になりました。

  9番ロングホールです。

  8月のSansanKBCオーガスタでの

  最終18番ホールの印象が強いホールです。

  このホールでの業務は初めてです。

 

 

 

 ・2nd地点にスタンバイし、選手のティショットの

  行方を確認します。

  特に左側は選手から見えないエリアですし、

  OBの恐れも高いサイドです。

  また、2nd地点がティからは見えないため、

  ティショット可否の旗(赤・白)を振る進行の

  役目もあります。

 

 ・2名で担当しましたから、左右1名ずつに

  分かれます。

  今回は左右交替しながら、業務を行いました。

  右側は、進行(赤・白)とOB等判定(青・白)の

  旗振り役です。

 

 

 

  左側はひたすらボールの行方を追うことに

  集中します。

  OBや見失った場合には、右側の人にBO合図を

  出してすぐに青旗を振ってもらわなくては

  いけませんから。

 

 ・右側のスタンバイ場所はバンカー右側の高い

  位置にありますから、ティから2nd地点の全体を

  見渡すことができます。

 

 

 

 

 

  ただし、ボールが見えるかというとダメです。

  距離計測器でティショットの瞬間は

  見えるのですが、その後は落下の「音」を

  頼りにボールを見つけます。

 

 ・問題は左側を担当したときです。

  左側の4本松から左側は選手からは

  見えませんし、カート道を越えたら下り傾斜で

  その先にはOB杭があります。

  4本松の一番中央よりの陰に隠れてスタンバイ

  すればよいと言われました。

  その場所からはティショットの瞬間も見えます。

  しかし、スタンバイしている場所のティ側に

  落ちるボールもあれば、頭上を越えてはるか

  後方に飛ぶボールもあります。

  飛んでいるボールは見えませんから、自分の

  前後に意識を配って落下の「音」を聞くのは

  至難の業です。

  おまけに、後方のカート道方向に飛んだ

  ボールがOBなのかどうかを見極めるのも

  すぐにはできません。

  右側の人にすぐに旗を振ってもらうことも

  できないんです。

 

 

 

 ・ボールの落下を確認しやすい場所はどこか。

  ボールを見失う恐れが少ない場所はどこか。

  OBであるかどうかを確認しやすい場所はどこか。

  そう考えると、「ボールが自分の頭上を超えて

  いく場所」ではなく、「自分の前だけを注視して

  おけばよい場所」になります。

  そこでグリーンエッジまで約200ヤード付近に

  スタンバイしました。

 

 

 

  ここなら自分の後方にボールが落ちることは

  ありませんし、左側のカート道付近に落ちた

  ボールも比較的わかりやすいです。

 

 

 

  4本松よりもティ側のラフに落ちたボールは

  見にくいのですが、そこは右側のボラさんが

  見つけてくれます。

  ただ、この場所からティが見えませんから、

  ティショットのタイミングがわかりません。

  途中からショットの瞬間を合図で教えて

  くれるよう右側のボラさんにお願いしました。

  格段に業務しやすくなりました。

 

 ・今回のフォアキャディ業務もそうですが、

  ホールマーシャルなど定点業務をする際には、

  その周辺で最適なスタンバイ場所があります。

  業務説明でスタンバイ場所を指示されますが、

  より良い場所があるならば自分の判断で

  移動すればよいと思います。

  ただし、「こちらの方が観戦しやすい」の

  判断はダメですが。

 

 ・それから、前回の男子下部ツアー

  (JPCチャレンジ(越前CC))にボラ参加した際も

  感じたことです。

  フォアキャディ業務でティショットOKの白旗を

  振ったときに、「了解」の合図を返してくれる

  選手が少ないということです。

  本日、自分が右側で旗振りを担当した

  第1~10組、第30~38組で、「了解」の合図を

  返してくれた選手は皆無でした。

  男子ツアー衰退の一因がこのような形で

  顕在化しているように思えてなりません。

  単純に「あいさつができない」というレベルだと

  思うのですが...。

 

 

 

🔸3.無罰救済×2回

 ・9番フォアキャディで左側を担当しているときの

  ことです。

  第24組の亥飼台選手のボールを見失いました。

  153名のティショット、結構な数で確認

  できないんです。

  そのうち右側のバンカーに入ったボールは、

  落下時の音もありませんし、左右にいる

  われわれ2名ともが見失うんです。

 

 

 

 ・右側バンカー付近で競技委員を呼んでいる

  様子です。

  なんとボールがバンカーの土手に刺さって

  いました。

  この土手は「バンカー内」ではなく「ジェネラル

  エリア」であり、明らかに

  「地面にくい込んでいる球」です。

 

 

 

 

 

 ・森脇競技委員がやって来て、ボールの状態を

  確認したあとに無罰の救済の説明をしました。

  救済は2段階で行われました。

   ①「地面にくい込んでいる球」の無罰救済

    (規則16.3a)を受けます。

    この場合、ジェネラルエリアにドロップ

    する必要があります(規則16.3b)。

   ②規則16.3aによりドロップした場所が

    修理地(異常なコースの状態)であること

    から、さらに無罰救済(規則16.1)を

    受けます。

 

 

 

  最終的に亥飼選手が2ndショットを打った

  場所はフェアウェイ右サイドからでした。

  広範囲の修理地のおかげでラッキーでしたね。

  ちなみにこのホールの亥飼選手のスコアは、

  「パー(5)」でした。

 

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

 

※夕食

 昔ながらの居酒屋さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イワシ明太の辛さにはお酒がすすみます。

 (イワシ明太(めんたい)ではありません。

  懐かしい「めんたい」の響です。)

 

 

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第2日目(予選):06月13日(木)

        【ボラ参加2日目】

  天候:晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

 ①18番グリーーン左奥スコア速報番

  4名で担当。

 

 

 

 

  ・現地到着=08:40

   現地撤収=17:48(9時間08分)

   ボラ本着=17:53

 

 

  ・スコア速報板の裏側はこんな感じです。

   今日のメンバーはみなさん片付け好きで、

   いつも整然としていましたね。

 

 

 

  ・今回はスコア速報板が2箇所に設置されて

   います。

   もう1箇所は16番グリーン奥のスコア速報板

   です。

   上位10名を載せますが、小型ですから

   ボランティア2人で対応可能です。

 

 

 

  ・18番スコア速報板担当は、交替でボラ本に

   戻り昼食を摂ることができます。

   途中、キッチンカーでジェラートダブルを

   購入。

   溶けてしまうので「デザートに」ではなく

   昼弁当前にいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🔸4.選手自身が「速報」することの是非

 ・男子下部ツアーでは、毎ホールのスコアを

  選手自らが端末に入力します。

  残念ながらスコアラーを担当する

  ボランティアが集まらないことに一因が

  ありますね。

  それ以外の理由があるのかはわかりませんが。

 

 ・選手が入力したスコア(パット数含む)が

  速報本部で集約され、結果が共有されます。

  毎回テクタイト㈱の端末を使用しています

  から、選手も使い方を心得ていますし、

  表示されるランキングなどもよく見ている

  ようです。

 

 ・本日担当するスコア速報板でも同様の端末を

  使用します。

  選手が持っているものと異なるアプリですが、

  端末に表示されるランキングを見ながら

  スコア速報板の表示を変更しています。

 

 ・希に起こるのは、「終了ホールが突然2つや

  3つ進む」ことです。

  この日の端末確認頻度は、どちらかというと

  日頃ほどこまめに見ていたわけでは

  ありませんが、それでも一度に2ホールも

  3ホールも進むのはあり得ません。

  その理由は、選手がスコアを入力しないまま

  プレーを続けているんです。

  ホールが突然進むということは、スコアも

  ゴロッと変わっていることもありますね。

 

 ・スコア速報板に表示している選手は上位10名。

  この日は予選最終日ですから、カットラインを

  10枠目に表示することから、上位9名の選手を

  表示しています。

 

 

 

 ・誰しもが上位の動向をリアルタイムで

  知りたいと思いますが、逆に上位で争っている

  選手ほどプレーに集中したいものだと思います。

  3名の選手のうちの一人が入力を任される

  ようで、特に若い選手(ツアー後輩)が担当

  しているようです。

 

  先日のJPCチャレンジ(越前CC)の時の選手に

  よるカートリモコン操作と同じように、

  プレーする選手にスコア入力・送信をさせる

  ことには違和感があります。

 

 ・スコアには2種類あって、プレー終了後の

  アテストで確定する「確定スコア」と、

  プレー中のホールバイホールを伝える「速報」

  です。

  「確定スコア」はかつてからの通常の手続き

  ですが、「速報」については、各組にスコアを

  登録する人が必要です。

  ゴルフボランティア人口が増えてきたことで、

  「速報」が可能となりましたし、システムの

  普及も手伝って「フェアウェイキープ率」や

  「サンドセーブ率」の取得も可能となりました。

 

  しかし、スコア入力する人が手配できない

  状態で、選手の手間を増やしてまで「速報」する

  必要があるのでしょうか。

  もちろん「速報」することで大会の臨場感は

  増しますし、協議関係者の仕事の効率化など

  にも寄与するのかもしれません。

  また一方で、スコア入力する選手側も特段の

  負担感を感じていないようにも見受けられます。

 

 ・個人的にモヤモヤするのは何なんでしょうか。

  「選手自身がスコア入力することは問題」と

  自分は感じていますが、大会運営側は

  どこまで問題意識を持っているのか。

  また、理想的には各組にボランティアを配置

  できればいいのですが、スコアラーだけで

  50名というのはキツイですし。

  男子レギュラーツアーでもスコアラーが

  集まりにくい予選(木・金)では、スコアラーが

  午前・午後の2ラウンドする大会もありますから。

  ボランティアが少なくて「ない袖は振れない」

  状態でも「速報」は必要なんでしょうか。

 

 

 

🔸5.150名の3サムは勘弁して

 ・ボランティア不足に関する問題がもう一つ

  あります。

  それは業務時間の長さです。

 

 ・毎年この大会では、1組3人の選手がプレー

  します。

  男女レギュラーツアーではこの3サムが普通

  ですが、男女下部ツアーの予選では1組4選手の

  4サムで行われることがあります。

  参加選手数や日照時間、キャディ数など

  ざまざまな理由があると思います。

 

 ・3サムと4サムでどのような違いがあるで

  しょうか。

  先日のJPCチャレンジ(越前CC)の時と比べて

  みます。

  JPCでは152名が38組(OUTスタート19組、

  INスタート19組)でプレーしますから1組に

  4選手です。

 

  一方LANDICは153名が51組(午前組OUTスタート

  13組、午前組INスタート13組、午後組

  OUTスタート12組、午後組INスタート13組)で

  1組3選手となります。

  総出場者数の152名と153名は組数に依存

  していますから、差はないものと考えます。

  また、タイムパーは不明ですからハーフ

  2時間10分、合計4時間20分のラウンドとして

  比較します。

  3サムと4サムではタイムパーの若干の違いは

  あると思いますが、ここでは一旦無視します。

 

 ・まず4サムのJPCでは、朝7:00に第1組目(OUT)が

  スタートします。

  そして最終組のOUTスタートが10:18です。

  INスタートはOUTに比べ5分間遅くスタート

  しますからIN最終組は13:15になります。

 

 

 

  このことからわかりますが、OUTスタートの

  第1組がハーフ2時間10分でプレーを終えると

  9:10です。

  この時点ではまだINスタートの組が残って

  いますから、第1組は1時間ほど待ち時間が

  できてしまいます。

  4サムですから待ち時間は1時間よりも短いと

  思います。

 

  INスタートの選手も同様の待ち時間があります。

  このようにして後半スタートした選手全てが

  ホールアウトするのは16時前になります。

  選手がプレーしている時間は9時間弱という

  ことになります。

 

 ・一方でLANDICの3サムの場合には、午前組と

  午後組に分かれていて、午前組はOUT6:40、

  IN6:45スタートです。

  午前組の最終組は、OUT8:40、IN8:45ですから、

  選手の待ち時間はありません。

  さらに午後組は、トップOUT11:20、IN1:15

  スタート、最終組はOUT13:10、IN3:15です。

 

 

 

  大きなトラブルなどなければ、全ての選手は

  ハーフのインターバルで待つことなくプレーを

  終えられます。

  このことは、選手のゴルフ場滞在時間を短く

  できますし、予選150名の選手の混雑緩和に

  もつながります。

  ショット・パットの練習場利用などにも有利かも

  しれません。

  3サムの場合、選手がプレーしている時間は

  11時間弱になります。

  これは4サムに比べ2時間ほど長くなります。

 

 ・JPC(5/1(水)越前CC)とLANDIC(6/12(水)芥屋GC)

  の日中の長さは以下のとおりです。

  5/ 1(水)越前CC:

   日の出05:02、日の入り18:43

         (昼時間13時間41分)

  6/12(水)芥屋GC:

   日の出05:08、日の入り19:30

         (昼時間14時間22分)

 

  両者の昼時間の差は40分ほどですが、

  サスペンデッドなど不慮の事態を考慮すると、

  JPCでの3サムは難しいのかもしれません。

 

 ・ということで大会運営側は別として、

  選手にとっては3サムの方が時間的には

  好ましいかもしれません。

 

  ここからは、ボランティアの立場での

  お話しです。

  レギュラーツアーでも3サムで午前組・午後組の

  プレー形態の試合はありますが、参加する

  ボランティア数が圧倒的に違います。

  レギュラーツアーでは、午前担当と午後担当に

  分かれて業務を行いますが、今回は153名

  全員の対応をすることになります。

 

  業務場所にもよりますが、例えば今回対応した

  9番フォアキャディや18番グリーン脇スコア

  速報板では、全選手のホールアウトまでの

  業務となりますから、ゴルフ場を離れるのは

  18時前後になります。

  さらにフォアキャディ業務では、基本10分

  おきに選手がやってきますが、9番のように

  2オンを狙う選手が多いホールでは、

  ティショットNGの赤旗を上げなければ

  いけない曲面が多いです。

  そのため、昼食を摂るタイミングも難しく

  なりますね。

 

 ・ボランティアや関係者の長い業務時間と

  選手150名の待ち時間とを比べると、結果的に

  3サムになるのかもしれません。

  そもそも男子ツアーのボランティア参加が、

  女子ツアーのそれに比べて少ないという実態は

  あるものの、こういった負担感も影響

  しているのかもしれませんね。

 

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

※夕食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第3日目(決勝-最終日):06月14日(金)

           【ボラ参加3日目】

  天候:晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①スコアラー抽選に当たり、

 第10組(海老根文博井上信芦沢宗臣)の

 スコアラー

 

  海老根文博 OUT37+IN35=72(-6→-6 20位T)

  井上信   OUT36+IN37=73(-6→-5 29位T)

  芦沢宗臣  OUT37+IN36=73(-6→-5 29位T)

 

 

 

   OUT=09:01〜11:07(所要2時間06分)

   IN =11:09〜13:22(所要2時間13分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=08:35

   現地撤収=13:25(4時間50分)

   ボラ本着=13:27

 

 

 

 

 

  ・男子チャレンジツアーでは、選手の

   ホールバイホールのスコアを速報する

   スコアラー(ボランティア)は最終日の

   トップ5組だけです。

   予選の2日間や最終日のトップ5組以外は、

   選手が自ら端末にスコア(パット数含む)を

   入力・送信します。

 

  ・チャレンジツアーのスコアラーで業務抽選を

   経験したのは初めてです。

   といっても、5人の枠に6名です。

   当たる確率は83%ですが、前日から外れの

   1本を引く予感がしていました。

   ところが、自分がクジを引く前に先に引いた

   別のボラさんが外れクジを引いていました。

 

  ・先日のJPCチャレンジの時と同じく、

   5組の真ん中の組が当たりました。

 

 

 

🔸6.また新たなティが

 ・男子ゴルファーの飛距離アップに対応して

  ツアー会場の改造が行われます。

  コースの距離を伸ばす改造を行ってパー72を

  維持したり、ロングホール(パー5)をミドル

  ホール(パー4)としてトータルパー71やパー70に

  設定する大会もありますね。

 

 ・ここ芥屋GCも3年ほど前からティを後方に新設

  する改造を行っています。

  2021(R03)年のLANDIC8では、通常営業の

  ホール番号での1番・10番・18番ティが新たに

  後方に設置されました。

  LANDIC8では試験的な意味合いもあって運用

  されたようですが、同年の

  「Sansan KBCオーガスタ」では本運用されました。

 

 ・そして今回気づいたのが16番ホールです。

  Sansan KBCオーガスタでは、OUTの7番です。

  これまではティを横切るカート道のすぐ後ろ

  でしたが、今回はさらに後ろに後退して

  いました。

  航空写真で見る限り20ヤード以上後ろに

  下がっているのではないでしょうか。

 

 ・ところがJGTOサイトのヤーデージを見ると

  「404ヤード」。

  去年の数字と同じなんです。

  ハウスキャディさんが、「ついこのあいだ

  できました。」と言っていたので新しいティに

  違いないのですが。

  ちなみに去年のSansan KBCオーガスタでの

  このホール(7番)は、「404ヤード」です。

 

 ・もしかするとティの使い分けをしているのかも

  しれません。

  自分がスコアラーで回った最終日の16番は

  新しいティですが、予選の2日間は元の

  404ヤードのティだった可能性があります。

  大会3日間で自分がティの位置を確認できる

  ホールとして1番と10番がありますが、

  最終日にティの位置が変更になっています。

  1番は前に、10番は後ろに変わりました。

  どちらもスタートティですから、木曜日の

  ラウンド終了後にスタッフがティ周辺の看板の

  移設をしていました。

 

 

 

 

 

  さらに競技委員さんの話では、9番ティも

  予選はフルバックで、最終日はさらに後ろの

  ティになっていました。

 

 ・今回の試合における16番は、盛り上がる後半の

  3ホール(あがり3ホール)のひとつですが、

  8月のSansa KBCオーガスタでは前半の7番です。

  新しく追加されたティは、いつどのように使用

  されるのでしょうか。

 

 ・今日最終日のスコア速報板です。

 

 

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、70点。

  3日間の天候は晴でしたが、完璧な青空では

  ありませんでした。

  そんな中、2日目木曜日の夕方、夏を思わせる

  雲が現れました。

 

 

 

 

 

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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