こんにちは。和久田ミカです。
今日は「勝手に事件を作り出し大騒ぎするあなたへ」。
さてさて。
親になって思うのは、
「わたしって、こんなに怒りっぽかったっけ?」
ということ。
教師時代は、あまり怒ったことがなかったのに、わが子のことになると なんだかとっても腹が立つ。
ちょっとしたことで不安になる。
あれれ~?って よく思います。
感情に良いも悪いもないとわかっていても、振り回されるのは 疲れますよね。
最近は、だいぶ 感情の根っこを見ることで 感情のマネジメントがしやすくなりましたが、
私が目指す境地は
「ほう、そうか」
というものです。
つまり、「へ~、そうなんだね~」
と受け止められたら、感情はおだやかなまま。
うちのワンコ先生がとてもいい見本です。
バニラは、私のせいでテーブルの脚に頭をぶつけても、長時間一人でお留守番をしていても、
そのままの状況をただ受け入れて
生きています。
あなたのせいで 痛い思いをした!
と 怒ることもなく、少したてば 痛みが去ることを知っています。
ひとりぼっちの留守番が多くても、
「私のことを大切にしてない!」
と すねることもなく、じっと待ってます。
長期間ペットホテルに預けたときは、帰宅する車の中で ずっと何やら話してます。
たぶん
「もう!どこ行ってたの?さみしかったんだから!」
と 愚痴を言ってるのでしょう。
でも、ひとしきりクンクン言ったら、そのあとは元通りです。
今目の前に起きていることを こねくりまわさず、ただ そこにいる。
「過去」はすぐに過ぎ去り、「未来」を憂うことなく、
いつも「今」を生きているのだなあと感じます。
ちなみに、過去と未来は同じものです。
「過去」は かつて体験した
記憶
感情
身につけた知識
などでできています。
未来は、それらをもとに予測されるので、同じ成分でできているのです。
なので、過去にネガティブな思いを貯めこんでいると、未来も不安や心配だらけ。
心の中に暗雲が立ち込め、今が見えません。
不安の中には、かなりの割合で 妄想がブレンドされているので、これまたやっかい。
思考を複雑にし、自分で自分を振り回していきます。
感情は 思考の反映。
思考が整うと、感情も整ってきます。
かつて、私も 典型的な「未来と過去にエネルギーを奪われる人」でした。
未来への不安をなくすために、いつも最悪のことを予想し、対応できるように考えていました。
それが、私の 最善の安全策だったのです。
心配ごとの96%は実際には起こらない、という研究もありましたが、そのとおり。
たいていは取り越し苦労で終わりました。
ブンブンブブブン
妄想族が通りますよ
かつての私は、人から言われたことを 必要以上に分析し、
「きっと裏では、ちがうことを思っているにちがいない」
なんて 深読みしすぎることもしばしば。
勝手に嫌われていると思い込んで、避けたりなんかして(/ω\)
私が避けるから、向こうも「嫌われているのかな?」とよそよそしくなって悪循環。
妄想のとりこ。
その状況を思い返すと、あー、もー、
「事件は現場で起こってるんじゃない!
頭の中で起こってる!!」
と 苦笑いしたくなります。
自分で自分を振り回し、勝手に事件を作り出す、ひとり相撲。
今思えば、
・できる範囲で具体的な対策を取る
・憶測でしかないなら、何か起きてから考える
で十分に間に合ったのです。
心配や不安が出てきたら、自分のつぶやきに耳を傾けていきましょう。
何かと 不安な未来を考えてしまうのは、心に「こわい」という思いがあるから。
「ほう、そうか。私は不安なんだなあ~。
こわいんだな~。心配なんだな~。」
と、自分の話を ていねいに聴き、流していくのです。
感情は出てくるたびに 気づいてあげると、少しずつ軽くなります。
思考や感情に振り回されがちな人は、自分の中から出てくる声と一体化してしまい、
「大変、大変、大変!!!!」
と 騒いでしまうから、心がざわめくんです。
自分に振り回されないためには、客観視すること。
心理学では「外在化」と言ったりしますが、思考や感情を「自分の外に取り出して」 扱うこと。
他人事のように扱うこと。
過ぎ去った過去より、
まだ来ない未来より、
「今」を感じ、「今」どうしたいか、の方が大事だものね。
私がここにいるのは、「今」だから。
昔の記事ですがこちらの記事も、参考になさってくださいませ。
コーチングは感情コントロールにも役立ちますよ
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