不登校の子に 魔法のようなことが起こった | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

私が「聴くこと」に興味を持ったのは、新米教師のころです。

 

今日は、「聞く子育て」を広げていきたいと思った原点となる話をば。

 

 

 

教員2年目のときに、不登校気味の女の子を 受け持ったことがあります。

当時小学2年生でした。

登校を嫌がるだけでなく、たまに学校に来たときも 情緒が不安定。



「先生、あのね、○○ちゃんが いじめたの…。」

授業中にも 突然 泣き出します。

話を聞いてみると 幼稚園の頃のこと。

「思い出したの」と言っては 日に何度も シクシクと泣いていました。


たまに 校長先生や教頭先生が来て

 

「もう小学生だから大丈夫だよ」

 

「もういじめないって言ってるよ」

 

と 励ましてくださるのですが、全然 泣き止まず…。

 


当時の私は、どうしてよいのか わかりませんでした。

クラスのみんなに 作業をさせている間に、隣の空き部屋に連れて行き、ただただ 話を聞きました。

 

「そうなんだね、それは悲しかったね。そっか、そっか」

何もしてあげられないのが つらくて、話を聞きながら 一緒に泣きました。

日に何度も。 何度も。


すると、それから、一ヶ月もたたないうちに その子は毎日学校に来るようになったんです。

生活科の作文では、

 

「先生。学校が 楽しくなったよ!」

 

と 書いてくれました。

 

 

それを掲示板に貼るときには、涙が止まりませんでした。

 

書いてても 当時のことを思い出して、涙が出る。



一年間、不登校で 頭を悩ませていたご両親はびっくり。

なんにも してあげられない、と 思っていた私も びっくり。

 

学校を離任するときには、長い感謝のお手紙をいただきました。

 

 

私がしていたのは、「聴くこと」だけです。

 

他のことは何もしてない。アドバイスも 励ましもなんも。

 

ということは、「聴くこと」には 魔法のような力がある、ということです。

 

でも、当時は それが何なのか よくわかりませんでした。

 

 

わかったのは、それから 5~6年たったころ。

 

当時愛読していた、先生向け雑誌「教育技術」。

 

 

そこに見開きで「コーチング」の技術が載っていました。

 

簡単な傾聴と I メッセージについてでしたが、食い入るように読みました。

 

「あのときの魔法は、これだ!!」

 

大事に切り取って スクラップしました。

 

 

子どもの気持ちに共感したり、

 

子どもの言ったことを 繰り返して 相づちを打ったり、

 

それだけで 子どもの心が開くんだ!

 

コーチングとやらを、学びたい!!!!

 

(しかし、受講料が高すぎて数年悩みました…)

 

 

そして、今 に至ります。

 

今は伝える立場になりました。

 

 

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