こんにちは、和久田ミカです。
本日、「〇〇したのに子どもが言うことを聞きません」の根っこにあることについて。
最近、自然の中に身を置くことが少ないなあと思って、3月に箱根へ。
森の中を歩いていると、心が洗われる気がします。
ふだん、仕事漬けなので
「〇〇を達成するために・・・しなくちゃ」
「〇〇のために、今これをやって…」
と目標や段取りばかり 考えている毎日。
時間を気にせずただ歩く、というだけでも 心の状態が変わりますよねえ。
超ーーーーーー気持ちよかった!!!
行く前に、旅館のスタッフさんに天気をお聞きしたのですが、そのときの答えが印象的でした。
箱根は日本でも有数の雨の多い地域だそうで、天気予報もあてにならないのだそう。
「お天気については、受け入れるしかない。
自然がなすことですからねえ」
と笑っていました。
子育てと自然は、似てるんですよね。
「〇〇すれば、必ず~になる」
なんてことはない。
完全には予測がつかない。悩む。振り回される。
天気予報は参考にはなるけど、今ここで空を見上げた方が 正確な天気がわかる。
先日、子育て専門家の話を聞いてたんだけど、
「共感しても、子どもが癇癪を起します」
という悩みに対して、
「共感の目的がちがっているから、癇癪がおさまらない。
共感は、子どもを理解する行為だから。」
と諭しておられた。
まちがってはいないと思うのだけれどもね。
根っこは、そこじゃないと思うの。
子どもを 思い通りに コントロールするすべがある、
という前提が、苦しみのもとなんじゃないかな。
話術で子どもを思い通りにできるなんて、驕り(おごり)です。
天気予報に、パーフェクトを求めるようなもの。
子どもは、泣く。癇癪を起す。意味不明なこだわりを見せる。
そういう生き物です。
行動には段取りもなければ、目的もない。
ただ、今を夢中で生きてるから 輝いている。
〇〇したから、必ず~になる、なんてことは ありません。
とはいえ、コミュニケーション技術は ムダではないですよ。
親がフォローすることで、不必要な癇癪は減っていきます。
そのフォローのひとつが、子どもの気持ちを受け止める、共感です。
でも、共感は子どもを黙らせるスイッチではないから、泣きたいときは泣くだろうし、暴れたいときは 暴れるでしょうね。
減らせる、というだけです。
そして、子どもが感情を発散するとき、全身を使います。
それはとっても、とっても、大事な発達のプロセス。
今、セラピーをやっていて思うのだけど、子どもの頃に感情を表現できなかった人ほど、大人になっても 体にトラウマが宿る。
だから、思うのです。
癇癪を抑え込もうとしたり、泣くことを禁じたりする行為は、子どもの未来を 押さえつけること。
子どものときしかできないよね、全身を使った 感情の発散。
大人になってやったら、扱いづらい人だと思われますもん。
子どもにしかできないことは、できる範囲でやらせてあげよう。
んなもんで、子育てと自然は、似ています。
「〇〇すれば、必ず~になる」
なんてことはなく、予測できるときばかりではない。
晴れと書いてあっても、雨が降ることもある。
でも、雨は必ず止む、ということ。
それは、確か。
私は 良寛さまの言葉、
「災難にあう時節には、災難にてあうがよく候。
死ぬる時節には、死ぬがよく候」
が好きなんですが、それにも通じること。
子どもの話を聞く技術(子育てコーチング)は、確かに 子育てをラクにします。
でも、子どもをコントロールする道具ではない。
子どもを輝かせるための道具。
共感すると 確かに癇癪などの問題行動は、減ります。
ただ、ゼロにはならないし、ゼロにしなくていい。
体に感情やエネルギーがたまったときは、発散するために やっぱり暴れると思うよ。
眠い時も、疲れたときも、わけもなく機嫌が悪くなる。
子どもは、そういう生き物だから。
暴れるときは、暴れるがよく候。
泣くときは、泣くがよく候。
その土台に立って、聞く技術を使うと きっと子どもへの接し方も見え方も変わると思うよ。
やり方、よりも、あり方。
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