こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
私が「聴くこと」に興味を持ったのは、新米教師のころです。
今日は、「聞く子育て」を広げていきたいと思った原点となる話をば。
教員2年目のときに、不登校気味の女の子を 受け持ったことがあります。
当時小学2年生でした。
登校を嫌がるだけでなく、たまに学校に来たときも 情緒が不安定。
「先生、あのね、○○ちゃんが いじめたの…。」
授業中にも 突然 泣き出します。
話を聞いてみると 幼稚園の頃のこと。
「思い出したの」と言っては 日に何度も シクシクと泣いていました。
たまに 校長先生や教頭先生が来て
「もう小学生だから大丈夫だよ」
「もういじめないって言ってるよ」
と 励ましてくださるのですが、全然 泣き止まず…。
当時の私は、どうしてよいのか わかりませんでした。
クラスのみんなに 作業をさせている間に、隣の空き部屋に連れて行き、ただただ 話を聞きました。
「そうなんだね、それは悲しかったね。そっか、そっか」
何もしてあげられないのが つらくて、話を聞きながら 一緒に泣きました。
日に何度も。 何度も。
すると、それから、一ヶ月もたたないうちに その子は毎日学校に来るようになったんです。
生活科の作文では、
「先生。学校が 楽しくなったよ!」
と 書いてくれました。
それを掲示板に貼るときには、涙が止まりませんでした。
書いてても 当時のことを思い出して、涙が出る。
一年間、不登校で 頭を悩ませていたご両親はびっくり。
なんにも してあげられない、と 思っていた私も びっくり。
学校を離任するときには、長い感謝のお手紙をいただきました。
私がしていたのは、「聴くこと」だけです。
他のことは何もしてない。アドバイスも 励ましもなんも。
ということは、「聴くこと」には 魔法のような力がある、ということです。
でも、当時は それが何なのか よくわかりませんでした。
わかったのは、それから 5~6年たったころ。
当時愛読していた、先生向け雑誌「教育技術」。
そこに見開きで「コーチング」の技術が載っていました。
簡単な傾聴と I メッセージについてでしたが、食い入るように読みました。
「あのときの魔法は、これだ!!」
大事に切り取って スクラップしました。
子どもの気持ちに共感したり、
子どもの言ったことを 繰り返して 相づちを打ったり、
それだけで 子どもの心が開くんだ!
コーチングとやらを、学びたい!!!!
(しかし、受講料が高すぎて数年悩みました…)
そして、今 に至ります。
今は伝える立場になりました。
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