家族を変える、一番簡単な方法 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

今日は「シャドウ」について。

 

シャドウは心の闇の部分です。

 

 

さて。

 

あなたは、どんなときに 心がふいに反応しますか?

 

イラっとしたり、悲しくなったり、相手を攻撃したくなったり。

 

心が反射的に動くときがあると思います。

 

 

私はそれを「地雷」と呼んでいます。

 

自分が昔、埋めたものです。

 

すっかり埋めたことを忘れているのがやっかいなところ。

 

 

地雷ができる過程には いろいろあるのだけど、今回は

 

「抑圧された感情や欲求」

 

という視点で見ていきます。

 

 

たとえば・・・

 

子どものころに、

 

「男の子なんだから、泣かない!弱い子はいらない!」

 

と言われて育つと、

 

●泣き虫な自分

●弱い自分

●あってはならない自分

●隠さなければいけない自分

 

となります。

 

 

心の奥底へ そっと押し込めてしまうのです。

 

「ボク、泣かないもん!強いもん!」

 

そうやって、「弱い自分」をなかったことにして、親や先生が期待する自分へと成長しようとします。

 

 

(それ自体は、よいわけでも 悪いわけでもなく)彼は

 

「そういう生き方を選んだ」(=地雷を埋めた)

 

のですね。

 

同じように育てられても、泣き虫で弱虫の自分を

 

「これでいいんだもん!!」

 

と思う子もいますから。

 

 

そうやって 潜在意識の中に押し込められた思いは、

 

「ボクはここにいるよ」

 

と、顕在意識に上がってこようとします。

 

本当は「泣きたいときもある」「弱いところもある」ということを 知らせようとするのですね。

 

 

それが どんなときか、というとね。

 

●自分が「ああは なりたくない」と思うもの

●苦手な人や生き方

 

を見たときです。

 

 

泣いているお友達を見て、

 

「やーい!弱虫~!泣き虫~!!」(やーい、って死語?)

 

とからかうのは、そういうわけ。

 

 

本当は ボクだって泣きたい時あるけど、我慢したんだよ!

 

なんで 〇〇君は我慢しないんだよ!ずるいよ!!

 

イジメたんじゃない、あいつが泣くからいけないんだ

 

ボクの地雷を踏むからいけないんだ。

 

 

地雷が爆発して、相手を攻撃するわけですが、本人は 自分の心の反応だとは思っていません。

 

相手が悪いと思っています。

 

「ママだって、先生だって、泣いちゃダメ、って言ってたじゃないか」

 

 

そんなわけで、押し込めた思いは、私たちの中に 地雷のようにたくさん眠っています。

 

特に、怒りっぽい人、人の言葉に反応しやすい人は、たくさん埋まっているといえるかもしれません。

 

地雷原に住んでいるようなもの。

 

ちょっと動くと 地雷に当たる●~*

 

 

 

 

そうやって、「ダメな自分」を埋め続け、

 

大人になるにつれ、ますます

 

●自分がなりたくないと思うもの

●苦手なものや生き方

 

が目に付くようになります。

 

「ありえない」「ムカムカする」「嫌い」そんな気分を ともなって。

 

 

私は、それが 生きづらさのもとの ひとつだと考えています。

 

だから、見つけたら こまめに 地雷を撤去していきたいのです。

 

 

そのためには、まず

 

「本当は自分はどうしたいのか」

 

「どんな自分ではいけない、と思い込んでいるのか」

 

といったことを 考えてみること。

 

 

講座では、自分で考えるだけでなく 他の人の話を聞いたり、比較したりすることで、たくさんの気づきが生まれます。

 

なんせ、他人は鏡ですから。

 


 

さて。

 

この地雷、ユング心理学では「シャドウ」といいます。

 

上には「闇」と書きましたが「影」とも言えます。

 

「シャドー」は家族にも影響を与えます。

 

家族はひとつのグループだから、バランスをとりながら 存在しているもの。

 

陰と陽、マイナスとプラスのように、相反するものが存在することで グループとしてのつりあいをとろうとします。

 

 

こんな話を聴いたことがあります。

 

ドイツで 子どもが非行に走った家庭の 親の職業を調べたのだそうです。

 

なんだと思いますか?

 

なんと、一位は教会の牧師さんだったのだそう。

 

 

つまり、人の見本である牧師さんは、普段から「清く」「正しく」「きちんと」せねばなりません。

 

公明正大な光が、常に当たっている職業なのですね。

 

だからこそ、心の中に「シャドウ」…影ができます。

 

 

その影を引き受けるのは、子ども。

 

「シャドーの肩代わり」と 呼ばれたりします。

 

家族のバランスを保つために、子どもが 無意識に逆の役割を担うのですね。

 

 

だから、家族を変えたいと思ったら、自分が変わることが 一番簡単なんです。

 

自分が変化すれば、家族のバランスも役割も変わっていきますから。

 

 

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