「ママ友との付き合いが苦痛」なときの対処法 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは、和久田ミカです。

今日は、こちらのご質問にお答えします。
 

ママ友との付き合いが苦痛です。

噂話ばかりで実になることがないですし、悪口も多いです。

つい同意してしまい、他の人にそれを告げ口されたらどうしようと思います。

マウントしてくる人もいて、その自慢話に巻き込まれると最悪です。

先に話の輪から抜けようと思うのですが、私の悪口を言い始めたらいやだなと思って離れられません。

子ども同士の付き合いもあるので、まったく付き合わないというわけにもいかず、どうしたらいいでしょうか?


Yさん、実はわたし、ママ友がいなくてですね。

世間話がめんどうだったので、幼稚園のお迎えの際も輪に入らず、3年間ポツンとひとりでいたのです。


高校生の娘が最近言ってました。

「ママ、友達いないでしょ?とても恥ずかしかった」

と。 

そっかー、それは悪いことをした。

ちょっとは付き合っておけばよかったのかな?と思ったり。



なので、私なんぞがお答えする資格があるかどうかはわからないのですが、適度な距離を保つことをおすすめします。

物理的には近づくけれど、心の距離は遠くするのです。


同意しなければいけない

悪口言われたらイヤだな

自慢話にもにこやかに対応しなくちゃ

というのは 心の距離が近すぎる。

 

自分の足に重心を落として、まわりを客観的にながめるくらいの余裕を持ちましょう。



「〇〇さんって、なんか感じ悪いわよね~」

と言われたら、

「そうなんですね。へ~」

と 他人事にして流す。


ときには、空気が読めないふりをして

「そうなの?私はいい人だと思うけど」

と言ってみる。



「うちの子、すごいのよ~」

と自慢されたらにこやかに、

「わ~、そうなんですね~」

 

ぐらいで十分。

一生懸命ほめてあげるから、「ほめて~!」って言ってくるわけなので。


いつも一定でいましょう。

相手に合わせて 右往左往しない。

いつも川の中にたたずむ大きな石のように受け流す。





そして、そこに身を置く時間を減らすこと。

一緒にいると波長が同期してきて、だんだんと染まっていきます。

自分のタイミングで帰りましょう。


理由なんていらないんです。

「あ、そろそろ帰るね。また明日ね!」

これでOK。

毎日続けていると、「〇分ごろに帰る人」と勝手に思ってくれます。


悪口言われたら?

悪口なんて言わせとけばいいんです。

相手が何を言うか、何を思うか、そこをコントロールすることはできません。

 

コントロールできないことを何とかしようとするから、疲れる。

陰口言ったって、明日はまたどうせ、表面的にはなかよく話すんでしょう?

 

ノープロブレム、何も問題は起きてない。



あとは、ちがう仲間を見つけられるといいよね。

子どもが小さいときって、家庭とママ友ぐらいしか世界がなくなってしまう人もいる。
 

そこで顔色をうかがって過ごすようになる。

 

でも、ママ友は「友達」じゃないから。

 

子どもつながりでできた、「知り合い」です。


自分の居場所は、3つ以上あると安定するんです。

趣味でもいい、育児サークルでもいい。

何かしら、もうひとつの人間関係を作りましょう。

 

 

今日は「ママ友」で書いたけど、職場も同じ。

 

職場の人は「友達」じゃないから。

 

中には友達になる人も出てくるかもだけど。






え?今、むずかしい、って思った?

そうなのよねえ。

私が講座やっていてもそう。

感想をお聞きすると、

「むずかしいよねえ、できないわー」

があふれかえります。


やる前から、想像で言っていっているの。

最初から、ちゃんとできないといけない、と思ってるのかもしれないですね。

 

「何からならできるかな?」

 

「どうしたらやりやすいかな?」

 

と考えてね、と話しています。



聞き方を学ぶと、「川の中の大きな石」みたいなコミュニケーションがだんだんできるようになるんですよね。

ちょっと訓練が必要だけれども、


ふわっと相手の話を聞き、自分の言いたいことは伝えられる

 

相手の言葉にとらわれず、相手が何を感じているのかを、観察できる。

 

観察できると、相手との間に境界線がしっかりできるから、ちがう世界へ移動できる。

 

相手の感情に巻き込まれない。

 

 

まあ、私としては、好きでも何でもない人に、貴重な時間を使うのはごめんですけどね!!



誤解がないように伝えますと、

「オウム返しの手法ができたら、いいんですか?」

という話ではないんですよね。

それは 単なる技術、道具だから。


そういった技術を使う中で、自分のあり方を整えていく。

そっちが大事なの。


そういった話は、ペアレントコーチングスクールでしていきます。

次の募集は、12月です。

くわしくはのちほど。

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