ついついがんばり過ぎてしまうあなたへ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは、和久田ミカです。

 

今日は、みんなの役に立ちたい、がんばりやさんのあなたへ。

 

 

私たちは無意識に、

 

●ここにいるためには 役に立たねばならない

 

●愛されるためには、必要とされねばならない

 

といった価値観をにぎりしめているときがあります。

 

誰しも、多少はあるんじゃないかな?

 

 

大切な人から愛情を感じるとき、大きな喜びと満たされた感覚をいだきます。

 

「生きていていい!」という感覚すら覚える人もいるかもしれません。

 

 

その感覚を得たくて、

 

 あるひとは ボランティアに精を出し

 あるひとは おせっかいを焼きまくり

 あるひとは 「上手な子育て」テクニックを学び

 

自分の存在価値を見出そうとします。

 

 

そこで満たされるならいいのですが、多くは根っこに

 

「必要とされない自分は、愛されない」

 

という思いがあるので、焦燥感の方が勝るものです。

 

だって、【私は愛される価値がない】のだから。

 

 

 

私の話で恐縮ですが、この仕事を 最初はボランティアで始めました。

 

役に立って、”かわいそうな”お母さんを救いたかったのです。

 

大金を払って勉強し、それを無料で教える。

 

「ありがとう」と言われれば、それで満足。

 

そんな心持ちでスタートしました。

 

 

でも、だんだんと 感覚が変化していきます。

 

無料講座ですから、参加者は休んでも損をしない。

 

♪風が吹いたら遅刻して 雨が降ったらお休みで~

 

休んだ人の保育代は 私が代わりに払ったり。

 

暇つぶしに来ているだけの人もいるわけで、感謝されることは マストではなく…。

 

 

 

はじめは「ありがとう」の一言で 心が満たされていたボランティア活動。

 

私の情熱を傾けるほど、だんだんと

 

「『ありがとう』という言葉だけでは、満たされない!!」

 

という感覚になりました。

 

 

ただ、そんなことを思う自分も嫌で、起業したんです。

 

ちゃんとお金として報酬をもらった方がいいな、と。

 

 

でも、あとから 参加者の方にお会いする機会があって

 

「あのときは、とても救われた」

 

なんて言っていただくこともあったんですよね。

 

私の思いは届いていた。

 

 

とはいえ、当時は

 

「私の無価値観を埋めてほしい!

 

 無料で差し出すから、私の存在価値を埋めてほしい」

 

という思いでいっぱいで、参加者からの愛情も受け取れなくなっていたのだと思います。

 

 

なぜかというと、

 

役に立つことで 存在価値を見出そうとしたから

 

です。

 

愛されるために 何かをすると、相手からの愛は受け取れなくなるんです。

 

 

●何かをしてあげる

●感謝される

 

という図式は、感謝が報酬。お給料。

 

 

教員になった当時のことを思い出します。

 

「えー!こんなに楽しい仕事をして、(手取り)16万円ももらっていいの?」

 

でもだんだんとマヒしてきて、昇給しているのに

 

「(こんなに働いているのに)少ないなあ」

 

と思うときも増えていきました。

 

「報酬」は慣れると、「もっとくれ」「足りない」になります。

 

依存症と同じです。

 

 

 

家事や育児もそうですよね。

 

●役に立っているのだから、ここにいていいよね?

 

●必要とされるよう、我慢と犠牲をもって がんばらねば

 

と思い始めると、家族の愛情は報酬になります。

 

だんだんと、「足りない」「もっと」と思うようになる。

 

 

それを通り過ぎると、

 

●これだけやってるのに、必要とされてる感がない。安心できない

 

●家事や育児がうまくできない。私は生きてる価値がない

 

と、無価値観に飲み込まれてしまう場合も。

 

 

 

ひょっとしたら、もともとは

 

●いいことをしたら、ほめられた

 

●役に立ったら、お母さんが笑顔になった

 

なんて幼児体験が根っこにあるかもしれません。

 

愛されるためには、何かしないといけないんだ、

 

という刷り込みですね、

 

 

お母さんが悪い、ということではないですよ。

 

しつけでは、どうしても「よい」「悪い」を伝えなければいけない。

 

だから、お母さんがうんぬん、じゃなくて あなたがそれを どう受け止めたか、という話。

 

毒親の話じゃないから、すり替えないでね。

 

 

 

で。

 

その無価値観のループから抜け出すためには、自分のパターンを知りましょう。

 

考え方や行動の癖です。

 

 

たとえば、

 

●どんなときに、頼まれてもいないのに おせっかいをしてしまうのか。

 

●無価値観(必要とされたい)気持ちが出てくると、どんな行動をとりやすいか。

 

●嫌われたらどうしよう、と不安になるとき 何をしがちか。

 

●人助けや家事をしたとき、相手にどんな行動を期待する?

 

 

いろいろあると思うんですよね。

 

この辺は、子育てコーチング協会の講座に来てもらうと、客観的にわかりやすい。

 

 

 

自分の癖を 客観的にみられるようになると、ゆるんできます。

 

「愛されるためには、完璧にやらねばならない」

 

と思っているなら、

 

「そっかー、これ、愛されたくて、必要とされたくて、がんばりすぎてるんだなあ。

 

 完璧じゃないとダメ、って 本当?

 

 完璧でないことで 生まれるメリットは?」

 

みたいな感じで、セルフコーチングしていける。

 

 

 

ああ、長くなっちゃった。

 

今日書いたのは、全部わたしのことですよ。

 

あなたのことを言ってるフリをして、自分のことを書いてます。

 

無価値観を完全になくすのはむずかしい。

 

でも、軽くすることはできます。

 

私は 10年前とは雲泥の差で、楽になってますもん。

 

まずは 自分を知るところからね。

 

 

 

●シェア・リブログは大歓迎♡ご連絡は不要です。

 

●無料メルマガ 「ママを楽にする魔法の言葉」

 

●無料起業集客メルマガ

「好きを仕事にしよう・ステージに合わせた右肩上がりビジネスの作り方 」
 

 

自分ビジネスの公式ラインはじめました

友だち追加

 

●研修・講演の依頼はこちらです

●協会の無料メルマガはこちら
 

 

募集中・募集予定の講座