こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
今日は「自分がきらい」な人へ。
または、「子どもを”良くしたくて” 文句ばかりのママさん」へ。
あなたは、自分のことが好きですか?
私は、正直「自分のすべてが大好き」とは言いがたいです。
好きなところも きらいなところもあります。
でもそれでいいと思ってます。
全部好きになるなんて ムリだし、不自然だ。
自分の嫌いなところに関しては
「ああ、そこが受け入れがたい点なのね」
と ”受け入れられない気持ち”を 受けいれた方がいいんです。
心理学的には。
そうすると、それ以上 自分をいじめなくて済む。
嫌いなもんは、しょうがないものね。
でも、
「自分を受け入れられない」
ことを
「受け入れる」
と だんだんと気にならなくなっていくんです。
で。
一番、めんどうなのは「自分が嫌い」で、
いつも自分に文句を言っている
つい「どうせ私なんて」とつい思ってしまう
コンプレックスだらけで、卑屈になってしまう
そんな傾向がある人。
こういう人たちは、一見、腰が低くていい人です。
控えめだし、人当たりもいい。
いや、まぢで いい人。感じがいい人。
ただ、人の顔色をうかがいすぎて、何を考えているのか よくわからないように見えたり、
自分を卑下しすぎて 自信がなさそうに見えたりします。
とっても すてきなのに、ほめると
「いやいやいやいや…」
と受け取らない。
受け取らないから、もう一回 ほめることになる。
ああ、めんどうだ(笑)
いずれにしても、自分を嫌い、いじめ、卑下する人とは 対等な付き合いができないので、関係が長く続きません。
いっしょにいると、気を使っちゃうもん。
では、そんな自分を卑下しすぎる人たちが、「自分ぎらい」「自己嫌悪」から抜け出るためには どうしたらいいでしょうか
よく言われるように、
自分をほめましょう
自分のよいところを探しましょう
自信を持ちましょう
なんて 付け焼刃の対処法では、どうにもならないから、そんなにこじらせちゃったんだよね?
そんでもって、何か悪いことが起きたり、失敗したりすると
「私がダメだから…」
「私は〇〇な人間だから…」
なんて 自分を責める癖があって、世界中が自分を笑っているような気持ちになってしまうから、たちが悪い。
とどのつまり、自分嫌いな人は 自分のことばかり考えている、
自分大好き♡
な人たちなのです。
同時に、自分に対して 理想が高いのです。
「どうして私は、〇〇ができないんだろう」
と ひたすら自分を責めてたりするんだけど、裏を返せば
「私は〇〇ができるはずなんだ」
と思っているということ。
できない自分に白旗をあげられない。
白旗あげたら、できなくても なんとも思わないからねん。
一見、腰が低くて 謙虚な「自分嫌い」さんは、
本当は
誰よりも 自分の可能性を信じ、
本当の自分は こんなもんじゃないんだ、
と、自分の価値を高く見積もっている、
プライドの高い「自分大好き」さんだということです。
なんでわかるかと言いますと、私も かつては そうだったからです。
そんなあなたに おすすめしたいのは、「きらい」という感情に振り回されないということ。
そのためには、自分を俯瞰して見られるといいんだよね。
自分を外から、モニタリングしている感じ。
「あ、今 私なんて…と思ってる」
「あ、今 みんなにバカにされてるような気がしたんだなあ」
と 気づくこと。
気づいたら、いったんやめること。
コツはね、
「私ってなんてダメなの!!」
という 嘆きに巻き込まれずに、
「私ってなんてダメなの!!…と 思っているんだな」
と 少し離れたところから、自分を見ること。
脳科学でいうところの「メタ認知」ですな。
渦中で 感情に巻き込まれてしまうなら、冷静になってからでもいい。
「そう思っていたんだな」
と、ちょっと他人事で 俯瞰して見てみる。
続けていくうちに、少しずつ、少しずつ、感情に巻き込まれにくくなっていきます。
いろんな感情が うわーって出てきても、巻き込まれないと そんなに大変ではないのです。
一朝一夕にできないところが 欠点だけど、人生長いから、時間があるときに やってみて。
きっと 生き方が変わるから。
子どもに対してもそう。
どうしても小学生ぐらいまでは、子どもにいろいろ言いたくなる。
期待があるからね。
でも思春期になったら うざがられるよ。
自分を受け止められるようになると、
「もっとできるはずだ!」
「どうしてこうしないの!?」
「そんな性格じゃ、今後困るわよ!」
という文句が 減っていきます。
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