こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
今、発達グレーゾーンの子を持つ方への講座を作っています。
私は専門家ではないので、監修をいただいて。
発達障害に関する情報は、ここ数年でずいぶん手に入るようになりましたね。
わたしは小学校に勤務していたので、25年ぐらい前に知識としては知ってたんだけど、手立てがなかった。
すごく もどかしかったんですよね。
Facebookにこんなつぶやきを書きました。
。。。。。。
わたしの幼なじみ(50歳)は、今引きこもっているらしい。
あんなに彼を可愛がっていたお母さんとは、あまり仲が良くないみたい。
昔は、お母さん大好きっ子だったのに。
胸が痛い。
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今でいう発達障害を持つ彼は、小さい頃から クラスでは浮いてしまう。
多動と注意欠陥と、LD。
ちょっと挙動不審なところがある。
でも、顔はいけてたので 高校の頃は、告白されたりしたらしい。
学級委員なんかもしてたらしい。
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つまづいたのは、就職先でのいじめ。
そこから 引きこもり、30年。
ちゃんとした会社でなくても、バイトでもいいから、彼の好きな花の栽培や世話、ファストフードのフタッフなんかなら、仕事も続きやすかったんじゃないかな。
生きがいを持てたんではないだろうか。
なんて、第三者だから言えることだけど。
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今、発達障害の講座を作っている。
それが、彼のような子への理解につながるといいなと思って。
子どもをよく観察すること。子どもの立場に立って考えること。具体的な対策を立てられること。
伝わるといいな。
。。。。。。。。。
誤解のないように書くと、本当に仲の良い親子で、お母さんは彼に最大限の理解を示してました。
サポートの仕方もハンパじゃなかった。
だからこそ、今の状態が悲しいなと思う。
講座は、実践的な内容を中心に 作っていく予定。
主に、初歩的なコミュニケーション(声かけ)と手立てについて。
単発でブラッシュアップのセミナーも開いていく予定。
特に、療育を受けられないグレーゾーンのお子さんの役に立つと思う。
私も、黒に近いグレーゾーンなので、講座を作っていて身につまされる。
ふだんの生活でも、いろいろ忘れてしまうことが多いので 仕組みを作って生活しています。
たとえばこれ。
お財布を小さいものに替えたんだけど、絶対 置き忘れるから チェーンをつないでる。
お財布は 手のひらサイズ。
赤い服と黄色いカバンで、信号機みたいになってますな。
複数荷物を持つときには、まとめる↓。
こんな道具をいくつか持ってる。
輪っかね。
発達の特性は 改善するより、仕組みを作った方が 生きやすくなる。
それは コミュニケーションにおいても同じ。
4月リリース予定です。
オンラインにも対応する予定なので、楽しみにしててね。