発達障害への手立て。その子が幸せに生きるために。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 
今、発達グレーゾーンの子を持つ方への講座を作っています。
 
私は専門家ではないので、監修をいただいて
 
 
発達障害に関する情報は、ここ数年でずいぶん手に入るようになりましたね。
 
わたしは小学校に勤務していたので、25年ぐらい前に知識としては知ってたんだけど、手立てがなかった。
 
すごく もどかしかったんですよね。
 
 
Facebookにこんなつぶやきを書きました。
 

。。。。。。
 
 
わたしの幼なじみ(50歳)は、今引きこもっているらしい。
 
あんなに彼を可愛がっていたお母さんとは、あまり仲が良くないみたい。
 
昔は、お母さん大好きっ子だったのに。
 
胸が痛い。
 
 .
今でいう発達障害を持つ彼は、小さい頃から クラスでは浮いてしまう。
 
多動と注意欠陥と、LD。
ちょっと挙動不審なところがある。
 
でも、顔はいけてたので 高校の頃は、告白されたりしたらしい。
 
学級委員なんかもしてたらしい。
 
 .
つまづいたのは、就職先でのいじめ。 
 
そこから 引きこもり、30年。
 
ちゃんとした会社でなくても、バイトでもいいから、彼の好きな花の栽培や世話、ファストフードのフタッフなんかなら、仕事も続きやすかったんじゃないかな。
 
生きがいを持てたんではないだろうか。
 
なんて、第三者だから言えることだけど。
 
 .
今、発達障害の講座を作っている。
 
それが、彼のような子への理解につながるといいなと思って。
 
子どもをよく観察すること。子どもの立場に立って考えること。具体的な対策を立てられること。
 
伝わるといいな。
 。。。。。。。。。
 
誤解のないように書くと、本当に仲の良い親子で、お母さんは彼に最大限の理解を示してました。
 
サポートの仕方もハンパじゃなかった。
 
だからこそ、今の状態が悲しいなと思う。
 
 
講座は、実践的な内容を中心に 作っていく予定。
 
主に、初歩的なコミュニケーション(声かけ)と手立てについて。
 
単発でブラッシュアップのセミナーも開いていく予定。
 
特に、療育を受けられないグレーゾーンのお子さんの役に立つと思う。
 
 
私も、黒に近いグレーゾーンなので、講座を作っていて身につまされる。
 
ふだんの生活でも、いろいろ忘れてしまうことが多いので 仕組みを作って生活しています。
 
 
たとえばこれ。
 
お財布を小さいものに替えたんだけど、絶対 置き忘れるから チェーンをつないでる。
 
 
 
お財布は 手のひらサイズ。
 
赤い服と黄色いカバンで、信号機みたいになってますな。
 
 
 
複数荷物を持つときには、まとめる↓。
 
こんな道具をいくつか持ってる。
 
輪っかね。
 

 

上の輪っかは 本来は上着をかけて、カバンにくくりつける道具なので 重い荷物には向いてない。

 

 

荷物をまとめるためには、こちらのベルトをカバンに付けてます。

 

 

 
発達の特性は 改善するより、仕組みを作った方が 生きやすくなる。
 
それは コミュニケーションにおいても同じ。
 
4月リリース予定です。
 
オンラインにも対応する予定なので、楽しみにしててね。