お母さんみたいになっていい、っていうか… | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

連日東京出張で、体の疲れが取れない アラフィフでございます。

 

今、特急に乗りながら これ書いてます。

 

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さてさて。

 

土曜日は、子どものこころのコーチング講座(初級)でした。

 
休日におうちを空けるのが大変だった人もいると思う。
 

ありがとう!(↑赤ちゃん連れて北海道から)
 
 
私が伝えたいのは、ただひとつで、
 
「ママは生きてるだけで100点」
 
ということ。
 
 

ワークを通じて 伝わったかな。
 
スキルはね、できるときに できることをやるだけで 十分なの。
 
ちゃんとやろうと思うと、ストレスたまるしね。
 
一日5分間だけでも、十分 子どもとの関係は変わります。
 

片付けが終わった後、一部の方たちと撮りました。
 
先に帰られたみなさん、ごめんなさい!!
 
 
今日思ったことの ひとつをシェア。
 
「お母さんみたいになりたくない」
 
と思ってる人が、意外と多くてびっくりしました。
 
 
でもさ。
 
「お母さんみたいになりたくないから、なるべく怒らないようにしよう」
 
とか
 
「私みたいな子どもになったら かわいそうだから、ちゃんと話を聞こう」
 
とか、なんか変じゃね?と 思うのです。
 
 
単に、
 
「なるべく怒らないようにしよう」
 
「話を聞きたいな」
 
っていうだけで、いいよね?
 
 
お母さん、関係ない。
 
なんでそこで、お母さんを持ち出す必要がある?
 
エネルギーロスだと思うわ。
 
いちいち行動の端々に、お母さんを登場させてたら 疲れる。
 
 
んじゃ、
 
「お母さんみたいになっていい」
 
と思おうとすると、何が起きるのでしょう?
 
 
これは、私自身の話だけどね。
 
悲しくなるんじゃないかな。
 
私は35歳ぐらいまで 万年反抗期で、ぜんぜんいい娘ではなかったので 母からはかなり冷遇されました。
 
だから、「お母さんみたいになりたくない」という気持ちわかる。


あれを肯定してしまったら、子どもの頃の私がかわいそう。
 
あんなに傷ついて 満身創痍の ミカちゃんが浮かばれない。
 
以前は、そんなふうに思っていたように思います。
 
 
著書もね、泣きながら書いたんだ。
 
私はこういう子育てをしてほしかった、って。
 
そのころにはもう、怒りはなかったけど 悲しみは残ってたので。
 
 
でも今は、悲しみもすっかりなくなって
 
「あれは母の せいいっぱいだったのだろう」
 
と思うようになりました。
 
母は母なりに がんばっていて、その行動は私にとっては
 
「悪」
 
だったけど、他の方法を知らなかっただけなのだろう。
 
私への愛情がなかったわけではないのだろう。
 
 
そう思えるようになりました。
 
ちょっと時間かかったけどねん。
 
今は母とはなかよしです。
 
 
というわけで、今
 
「お母さんみたいになりたくない!」
 
と思っているなら
 
それは、小さい頃のあなたが そういっているのかもしれない。
 
その声に耳を傾けるのが ひとつの方法かな。
 
 
自分の話を自分で聞いてあげたり、
 
子どもにしてほしかったことを やってあげたり、
 
否定しないで 気持ちを聞いてくれる人に話してみたり、
 
してみること。
 
 
んで、一瞬で解決しようとしないこと。
 
なんでも、行きつ戻りつだから。
 
ゆっくりと 子育てしながら向き合っていこう。
 
子育ては自分育てだよね、つくづく。
 
 

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