こんにちは。和久田ミカです。
よく私は
「自分を知ることが大事」
という話をします。
心のコーチング講座 初級~上級も、それがテーマの一つになっていますね。
でも、自分を知ることには 2つのレベルがあります。
ひとつは、
自分が得意なこと、そうでないことを知る
自分の強みを知る
(強み=思考や行動のパターン。長所ではありません)
といった、とらえやすい自分自身。
知ることで、より自分らしく生きるヒントになります。
もうひとつは 無意識の中に 潜ってしまっている自分に気づく、ということです。
見えない自分、とも言い換えられるかな。
だからこそ、無意識に目を向けていくことで、人は変わっていきます。
だから、
「自分を知る=混沌とした無意識のにあるものを 顕在意識にのぼらせる」
とも言えます。
意識化できれば、私たちは行動を選べるのです。
見えるようになるからね。
たとえば、
「私は幸せになってはいけない」
「幸せなことがあったら、隠さなければいけない」
そんな思いを「無意識」の中に抱えている場合。
見えないくせに、無意識からの影響って すんごい大きいの。
”なぜか” 自分が不幸になるように仕向けたり、
”なぜか” 幸せに見えないようにとりつくろったり、
します。
…どうして 自分がそんな行動をとるのかはよくわからんけど、そうなっちゃうのー!!
というときはたいてい、無意識からの揺り動かしです。
たとえば、うちの協会のインストラクターでもある ひーさんの例がわかりやすいです。
ブログから、抜粋。
(前略)
・私が幸せになると、母がおびえるんだ。
・私の幸せは隠しておかなければならないことなんだ。
・私が不幸せなほうが、母からすると他人の目を生きるのに都合がいいんだ。
(中略)
子どもの頃に握った思い込みや、大人になっても聞こえるあの頃の「おかあさんの声」に無自覚にしばられ落ち込んだり、苦しんだり。
それが生きづらさを作っていくんだよね。
そういう過去があったとしても、私たちは自分の人生を生きられる。
「親がこうだったから、こうなってしまった」っていう人生は、卒業できるんだよね。
「そうだったとしても、こう生きることができる。」
もっと自分を見つめていくと、
「そうだったからこそ、こう生きることができる。」
私たちは自分の人生を決めて、それを生きられるんだよね。
箇条書きの部分が、以前は 無意識の中に混とんとあった思いです。
深く沈んでいても、そこから私たちを 揺り動かします。
でも、それを無意識から すくい上げて、意識化していけば、自分を俯瞰してみることができるようになります。
「なんだかわからんけど、私は幸せになってはいけないらしい…」
という世界ではなく
「私は、自分の意志で 幸せに罪悪感を感じるような 行動してたんだ!」
と気づくこと。
無意識から 意識へのぼらせて「見える化」すると、自分の生き方を 選べるようになります。
『私は私の人生を歩き、最高に幸せになっていい。』
と思ったひーさんのように。
この「気づく」という過程は、私が セッションや講座で伝えたいことのひとつです。
無意識に気づくためには、安全安心を感じられる場で いろんな人と話をしてみることです。
話していくうちに、無意識がほどけてきて「気づく」ときが来ます。
同時に、無意識をのぞいても 大丈夫なように、心の土台作りも大事ね。
「無意識から引っぱり出したら 自分が壊れてしまう」
という状態では、いつまでたっても ふれることすら できないから。
んなもんで、たくさんの人に講座に来てほしいな。
セッションを受けてほしいな。
(あー、今どっちも募集してないけど。宣伝しておきながらごめんなさーい)
ひーさんのブログも読んでみてね。
心の動きがよくわかると思います。