〇と×の中に答えはない。あるのは呪いだけ。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

ちょっとお久しぶりのブログです。

 

さて。

 

うちはテレビがないのですが、車に乗っているときに ちょっと聞いたりします。

 

最近は どんなことが 流行ってるのかな~って。

 

 

先日までは、ジャーナリスト安田純平さんに関するニュースばかりでした。

 

「自己責任だ!拘束されたらダメ!」

 

「いや、こういうジャーナリズムも必要」

 

などなどいろんな意見が流れてきましたが、気になったのは、

 

安田さんの行動は 是か非か という視点に偏っていたことです。

 

 

私は 賛成!私は反対!!

 

という判を押したようなコメントを聞いてて、

 

「んで、ほかの視点から話す人はいないの?」

 

と なんとなく 退屈に感じて、チャンネルを変えました。

 

 

〇か×かの二元論って 一番 つまらないし、論議も深まらない。

どこまでいっても 平行線。

 

子育てもそう。

 

一番つらいのが、〇か×か で ジャッジし始めた時です。

 

 

「この対応の仕方は、正解?〇?」

 

「こんなことしたら、子どもが将来 大変なことになる?×?」

 

そうやって、心の中で 二元論が発動したら要注意。

 

だんだんと、

 

「こうしないと 子どもが 〇〇になってしまう…」

 

という呪いにかかっていきます。

 

 

しかも 呪い主が 自分だからねん。

 

自分が自分に呪いかけてたら、そりゃ 解けんでしょう。ギャグだ。

 

 

だから、講座でも いつも言うんだけど、

 

「子育ては たったひとつの正解を求めると、つらくなる。

 

 選択肢をいっぱい持つこと」

 

そして、

 

「自分で行動や考えを選ぶこと。

 

 結果を引き受ける 覚悟を決めること。

 

 うまくいく、いかない、これでいいの?不安…といった葛藤を、自分が抱えられるようになること。」

 

 

スキルは無駄じゃないけどね。

 

それを「正解」や「魔法の杖」みたいに扱うと、呪いが深まっていきます…。

 

 

話は変わりますが、先日 岸紅子さんのこちらの本を読みました。

紅子さんは、「NPO法人日本ホリスティックビューティ協会(HBA)」の代表をされています。

 

 

うちも、私も娘もアトピーなので とても参考になりました。

 

とても すてきだなーと思ったのは、ひとつの正解にとらわれずに、包括的に考えていること。

 

紅子さんの考えや体験、そして お医者様からの意見や、科学的な見地などが うまーくブレンドされています。

 

 

読み終えて、

 

「このような考えも、このようなとらえ方もあります。あなたはどれを選びますか?」

 

「私はこのようにしてきましたが、さあ、あなたは どうしますか?」

 

そんなふうに言われているように感じました。

 

アレルギーや予防注射などで 悩まれている方には、おすすめの一冊です。

 

 

そういえば、以前 紅子さんとお話ししたとき、皮膚の話になりました。

 

皮膚は 境界線だ、ということです。

 

そこで思い出したのが 娘の変化。

 

「娘が、『人がどう思うか考えてもしょうがないから、気にしないことにした』と 言い始めた頃、

 

 アトピーがよくなってきたんですよ」

 

それを聞いて、紅子さんは、

 

「心と体はつながっていますよね」

 

というようなことを おっしゃっていたのが、印象的でした。

 

 

んで、また 話は変わるんだけどね。

 

さとうみつろうさんのブログで、こんな話がありました。
 

アメリカのニューメキシコ大学の研究によると、

腸内細菌が、宿主(いわゆる「わたし」)の神経系統を乗っ取り、

 「わたし」の摂食行動(何を食べるかという行動)を操っている事が分かったそうです。

 

さもありなーん!!

 

カマキリだって、セミだって、そういう例あるもんね。

 

 

そう考えると、私が カレーばかり食べているのは、腸内細菌が「食べたーい!」と言っているのかもしれません。

 

最近、お菓子が食べられなくなってきたのは、腸内細菌が 変わったからなのかもしれません。

 

そう考えると、自分の体の状態を感じてみるのも おもしろいよね。

 

さとうみつろうさんの記事はこちらね。 


「わたし」の心に従って、好きな物を食べる??

 

 

 

ちなみに、小麦やお米は「人間を奴隷にして、繁殖している」という説もあるそうな。

 

こちら↓
 

ここで小麦の立場から農業革命について少し考えてほしい。

 

一万年前、小麦はただの野生の草にすぎず、中東の狭い範囲に生える、多くの植物の一つだった。

 

ところがほんの数千年のうちに、突然小麦は世界中で生育するまでになった。
 

生存と繁殖という進化の基礎的基準に照らすと、小麦は植物のうちでも地球の歴史上で指折りの成功を収めた。 (中略)

 

ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆に ホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。

 

つまり、

 

小麦は生き延びるために 人間を利用した

 

たくさんの実をつけるよう品種改良させ、栽培させてきた、

 

という説。

さもありなーん!!



出典はこちらね。

 

(私は読んでなくて、聞きかじりです。すみません。)

 

 

 


物事を見る視点が変わると、まったくちがったものが見えますね。

 

まとまりませんが、おわり。

 

今日は どうも体が仕事モードにならない。

 

フェイスブックでつぶやいてばかりいる…。

 

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あとで、中級(東京)と、上級(東京・神戸)の日程も出しますね。