こんにちは。和久田ミカです。
台風一過、青空が広がりました。
雲の切れ目から、光がさしてきて なんとも うれしい気持ちになりました。
ワンコは、ずっと私のあとを ついて回っています。
「ねえ、そろそろお散歩?お散歩は?」
さて。
今日は、クライアントのYさんから伺ったお話を、シェアしますね。
阿修羅と帝釈天という二人の神さまが戦っている場面を「修羅場」
(今使われている修羅場という言葉は、
なぜ、戦っているのか?
二人の神さまはもともと親しかったのですが、ある時、
帝釈天は、素行が悪い神さまだけれど、神さま の中の神さまのような存在で、阿修羅より圧倒的に強い。
そうしているうちに、阿修羅は神さまの世界から追い出され、
道徳的(?)に見れば、阿修羅の主張の方が正しいのに、
それは、阿修羅が、正義に執着し、人を思いやる心、許す心、
「正しさ」というのは、狭量になりがちであり、
(
阿修羅も帝釈天も、人間らしい個性のある神さまで、
(セッションを受けた後だったこともあり、
お話のように極端ではなくても、
執着にとりつかれると、何も見えなくなるときがありますよね。
これからの時代は、「とらわれない」って ひとつのキーワードになると 思っています。
白・黒
悪・正義
よい・悪い
その2つにとらわれてしまう人は、考え方の枠組みが狭いのですね。
たった2つの答えしか持っていないから、そこにとらわれてしまう。
自分とちがうものを 「悪」「まちがい」と 制裁してしまう。
そうすると帝釈天や阿修羅のように、力で凌駕しようとする世界になったり、本当の幸せを見失ったりしてしまいます。
前に、「100分de名著 維摩(ゆいま)経」を見ていたときにも、そんな話が出てきたなあ、と思いだしました。
真実というのは 普遍的なものなのだなあと感じます。
(↓本もいいけど、テレビの方が わかりやすかった。
動画を検索すると出てくるので、見るとおもしろいです。)
![]() |
『維摩経』 2017年6月 (100分 de 名著)
Amazon |
解説されていたのは、こちらのお坊さま。
![]() |
なりきる すてる ととのえる (PHP文庫)
Amazon |
仏教の世界観、私も好きだなあと思います。
自分がとらわれている 枠組みを超えていく。
二元論で語らず、もっと 大局的に物事を見ていく。
そうすると、私たちは もっともっと 自由に自分らしく生きていく道筋が見えてきます。
(コーチングの基本的な考え方も、その辺にあります。)
宗教って、神様や仏様が いるかいないか、で見ると スピリチュアルになるけど、哲学として読むと おもしろい。
なかなか最近忙しくて 本を読めていないんだけど、時間を作って 読み返してみよう。
Yさん、ありがとうございました!
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