こんにちは。和久田ミカです。
昨日は、米米CLUBのライブ「おせきはん」に行ってきました。
いや、ライブというより、エンターテイメント、いや、もう
お祭り!!
超絶 ハレの日!!
てっぺいちゃんの歌はさらに磨きがかかり、若い頃より ずっとすてきな声。
メンバーも年はとったものの、あの頃のまま。
もうね、不倫しててもなんでもいいから、とにかく歌い続けてくれれば ファンとしては大満足です。
とにかく、すんごく 楽しかったーーー!!!
ああ、水戸講演が 終わってしまったことがとても残念。
娘と一緒に行ったのだけど、隣で踊りながら騒いでいる母を見て 何を思ったやら…(笑)
米米CLUBのよさはたくさんありますが、そのひとつは毒があることかな。
私は天使のような人、完璧な人には あまり惹かれないのです。
米米CLUBは、きれいなものを わざわざ ワシャワシャかき混ぜて、猥雑にしたような、清濁あわせ持つ感じが 好きです。
賛否両論あると思うけど、
ビートルズのポールとジョンがある意味、対照的なこと。
エリッククラプトンの切ない旋律と、アルコールと刹那。
オアシスの美しいメロディーと、それを歌うノエル・ギャラガーのもつ暴力性。
2つの性質が垣間見えるからこその、美しさを感じます。
さて、話が横にそれてしまったけど、ここからが本題。
どの国にも、祭りがあります。
五穀豊穣、先祖への感謝、神様への祈り…
いろんな目的がありますが、そこにはたいてい「非日常」があります。
ハロウィーンは、子どもたちが
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」
と家々を回ります。
お月見のときには、(地域によって)お団子を泥棒して、食べてもいいのだそう。
ちょんまげの時代、海外から来た宣教師が
「日本人の宴会は、お互いに酒を勧め合い、吐くまで飲む」
というような記述を残したように、宴会の場では無礼講。
もちろん、西洋のカーニバルも同じ。教会の中でもお祭り騒ぎ。
高揚感は、心を解放します。
お祭りは、ふだん 心の中で
「これはやってはいけないこと」
と 押し込めてしまったことを、出してもいい日でもあるのです。
お菓子をねだってもいいし、いたずらしてもいい、
泥棒してもいいし、
身分の上下の区別なく話をしてもいいし、
神聖な場所で不謹慎なことをしてもいい。
(そして、ライブで アラフィフの私が踊り狂って、騒いでてもいい)
昔の人は、そうやって 心のガス抜きをすることを 知っていたのですね。
ただし、お祭り(ハレの日)は年に何回かに限られているのが、ミソ。
高揚感は少しずつ下がっていく。
余韻を楽しみながら、しっかり日常(ケの日)へ戻る。
毎日がハレの日だったら、どんどん刺激の強いものを 求めていってしまいますものね。
たまにだから、いいんです。
そういうわけで、また米米CLUBのコンサートが開かれますように!
また、水戸に来てくれますように!!
私の中のたまったものを、洗い流したまえ!!
切に、切に、願っています。
↓初級講座(2日間)は満席になりました。1日講座はあと少しお席があります。
募集中・募集予定の講座
初級講座


無料メルマガ 「ママを楽にする魔法の言葉」
↓タイプ別診断を加筆して、文庫本になりました
![]() |
叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経の文庫)
648円 Amazon |
↓フルカラー・大きな文字でご覧になりたい方は、こちらがおすすめ!
![]() |
1,296円 Amazon |