ねたみ=痛み。痛みはあなたを強くする。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

見ているとテンションが上がるものって、ありますか?

 

私は、動物や赤ちゃんのまとめサイト。

 

それから、旅行に行った時の写真です。

 

 

この夏に行ってきたのは、アンコールワット。

 

夜明け前に、門をくぐり、

 

 

朝日が出るのを待ちます。水面に映る様子も美しいです。

 

 

朝のぼんやりとした空気の中に たたずむアンコールワット。

 

 

回廊もすてき。

 

 

 

あーーー、また行きたい!!!

 

気分が上がります。

 

 

 

さてさて。ここからが本題。

上の写真を見て、何を感じたでしょうか?


おすそわけを楽しんでくれた?

行ってみたいな~って想像した?

うらやましいな~と思った?


自慢してるの~?って顔をしかめた?

ばっかじゃないの?って 画面を閉じた?

あ、画面を閉じたら この文章読んでないですね(*^_^*)



「リア充自慢」という言葉があるそうです。

SNSで、おいしそうなものやすてきな場所、高価なものなどを アップしている様子を見て、

「あの人、リア充自慢だよね(`Д´*)q」

って 言うのだそう。



もし、上の写真を見て、

「よかったね~!」

と思ってくださったら、私もうれしい。ありがとう!



もし、もやもやとした感情がわいて来たら、それは「ねたみ」「嫉妬」かもしれません。

「ねたむ」って、「うらやましい+にくい」なんだって。

「あの人が いい思いをしていることに納得できない!」という思い。



脳では、「ねたみ」を感じると、体に痛みを感じたときと 同じところが反応するのだそう。

ねたみ=痛み、なのですね。


ねたみを感じると、心もキュウキュウと しそうです。


SNSが その苦しさを呼び込むならば、離れることが 一番。

不快な思いをしながら、見ている必要はないですもん。

目に入る情報は、自分で選べますから。

 

 

でもね、人を ねたんではいけない、ということではないのです。

素直に

「あー、今 私はねたんでるんだな~。うらやましいんだな~。」

って認めちゃったら、少し楽になります。



感情は、ただ 気づいてあげるだけでもいい。

それだけで、感情の重さは 軽くなるから。

腹黒い私も、ねたんじゃう私も、みんな私なんだって 思えたら、

心の奥で 見つからないように息をひそめていた、ネガティブな思いが 深呼吸をはじめます。


「そこにいたんだね~。隠れなくていいよ~」

って 外に出してあげたら、やがて フワリと 飛んでいくから大丈夫。

心の奥座敷に閉じ込めておく状態が、一番 苦しいのです。

 



それからね。


ねたみは、モチベーションにつながるのだそう。

たとえば、パリス・ヒルトンやミランダ・カーが、すてきな写真を載せていても なんとも思わないはず。


もやもやするときは、

「負けたくない!」「わたしだって!」

という思いが隠れています。

それを、ちがう方向のエネルギーに変えていけばいいのです。


先日、ワイドショーを見ていたら、

「ブレーキをかけるときに発生するエネルギーを使って、発電する」

というニュースを報道していました。

まさに、そういうこと。


一見、ムダに見える 「嫉妬」という 大きなエネルギー。

でも、それを ちがう力に変えていったら、すごい パワーになります。


あの人にできるなら、私たちにもできるのです。

嫉妬は、すばらしいモチベーションに変わります。



ただし、「あの(うらやましい)人自身」になろうとしないこと。

あなたはあなた。

「あの人」は「あの人」。

ちがう人間だから、いくらがんばっても 同じようにはなりません。


何より、私たちは、すでに たくさんのものを持っているのだから。

その「すでにあるもの」を 大切にしながら、

自分らしく 輝ける方向で、「嫉妬パワー」が 生かされていくといいですよね(*^_^*)


私も すてきな文章を書ける人は とてもうらやましいけど、私は私の持ち味があるはず。

これからもがんばって、ブログを書こうと思いますですよ。

 

明日から広島に行くので、その思いをパワーに変えて ブログも書き続けます。

 

 

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