自分を知りたいなら、まったくちがう文化に触れること | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

アンコールワットのある、カンボジア・シェムリアップの話に戻りますね。

 

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(向こうに見える3つのとんがり帽子がアンコールワット、手前は蛇の欄干です)

 

 

私は、旅行が好きなのですが、特に海外に行くことは 大きな喜びです。

 

初めていったのは、ギリシャ。

 

早朝で、まだお店も閉まっていたのですが、空港に 甘い香水の匂いが漂っていたことを思い出します。

 

(ちなみに、日本の空港は、魚と醤油の匂いがするのだそう(*'ω'*))

 

 

日本とはちがった、空気感、行きかう人々、その国の文化を伝える建物、価値観…

 

どこの国に行っても、どんな不便な思いをしても、なんかこう 心がしびれるのです。

 

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(蛇の干物が干してあるオールドマーケット。生臭いにおいもたまらない!)

 

 

結婚してからは、夫が旅がきらいということもあり、結婚式などの用事がなければ 海外には行けず。

 

でも、子どもが1年生になったのを機に、毎年 2人で足を延ばすようになりました。

 

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よく言われることですが、外国に行くと 日本という国が よく見えます。

 

それが、短期間であっても。

 

人々の表情

時間の流れ

大切に思うこと

当たり前の概念

各種インフラの整備

 

日本という国にいて、同じような価値観を持った人の中で、

 

「日本とは…」「日本人とは…」

 

と論じるよりも、よっぽど明確な答えが出てきます。

 

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(アンコールトム。石で作った顔が建物の上にあります)

 

 

私は、日本にいると かなりのテキトー女なので、よく あきれられます。

 

あまりの話の通じなさに、私を嫌いになる人もいることでしょう。

 

いや、私自身は テキトーだとは思っていないのですが、お気持ちはわかります( ̄▽ ̄)

 

結果的に 大切なことが抜け落ちたり、時間の感覚が人とずれていたりするのです。

 

 

「なんでそんなこともできないの?わからないの?常識ないの?」

 

という視線を向けられることも多いのですが、外国にいると 自分への見方も変わります。

 

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(ベンメリア。光と影が美しい)

 

 

私って 意外と きちんとしてるじゃん。

 

10分前行動はむずかしいけど、最近は 遅刻しないし、

 

ふだんは 気が利かない部類に入るけど、外国では もっと無粋な人たくさんいるし、

 

いつも 空気が読めなくて 困ってしまうのだけど、外国だと 読まなくてもいいっぽいし。

 

 

「日本」という価値観の中で、「日本人の自分」を見ようとしても、物差しの幅が狭い。

 

自分を見ているようで、日本の「当たり前」と比較しているだけのことがよくあります。

 

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(アンコールトムの門。阿修羅がいっぱーい)

 

 

今回のカンボジア訪問は、初の東南アジアでした。

 

文化圏はインドに近いかなあ。

 

 

街の人以外は、ほとんどが 屋外で日々を暮らし、

 

お金を使わず、できる範囲で 自給自足をし、

 

移動手段は バイクで、5人乗りなんて 朝飯前。

 

穴を掘って用を足し、川の水を浴びて体をきれいにする。

 

電気は通ってないから、電気を使いたいときは 車のバッテリー使用。

 

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(トゥクトゥクを撮らせて、と言ったら ポーズをとってくれた運転手さん)

 

 

旅行に来ていた欧米の人とのちがいも感じたかなあ。

 

トゥクトゥクで旅する姿をたくさん見ました。

 

ガイドさんもいなくて、本を片手に 自分たちのペースで回っていました。

 

自転車に乗ってる人たちも 見たなあ。暑いのにすごい。

 

ゆっくり その場の空気を楽しむようにして、旅行していたのが印象的でした。

 

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(冷房がついているお店はあまりなく、屋根の下でしぼりたてジュースを楽しむ)

 

 

一方、私は 弾丸ツアー。

 

1日に2回のツアーと3食のご飯がついており、毎日 同じガイドさんが、冷房のついた車で現地に連れて行ってくれました。

 

たくさんのトゥクトゥクを ビュンビュン追い抜きながら、名所を回ります。

 

日中少し休憩をする以外は、ずっと動き回っていました。

 

効率よく回ることはできましたが、現地の時間の流れを感じるのは むずかしかったように感じます。

 

部屋も欧米風できれいでしたし。

 

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今度、シェムリアップを訪れた際は、もっと長い休暇を取って ゆっくりと空気を感じながら回りたい、と思っています。

 

2週間ぐらい滞在して、トゥクトゥクでゆーっくり 街を回りたいな。

 

 

 

ここからは、余談ですが…

 

私が 中級講座で4つのコミュニケーションカラーを お伝えしているのも、同じ理由です。

 

「自分を知りたいなら、ちがう文化に身を置くこと」

 

だからです。

 

 

ちがう文化、と 書きましたが、まさに 中級講座は「コミュニケーション文化のちがい」を 見せてくれます。

 

コミュニケーションの特性に応じて 4つのグループに分け、話をしていくと、そこに 文化があることに気づきます。

 

まーーーーったく、4タイプともちがうのです。

 

 

文庫本でも、小さいお子さん向けに 4つのカラーについて 加筆を行いました。

 

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人のタイプが くっきり4つに分かれるわけではないのですが、参考にしていただけると うれしいなあ。

 

子どものタイプ別・コミュニケーションの仕方についても 書いていますよ。

 

5~6歳ぐらいになってくると、個性がはっきりしてきて タイプがわかりやすくなります。

 

 

中級講座は、秋(10~11月の金曜日)に東京で行う予定です。

 

近日中に、お知らせしますね。

 

 

遠方でいらっしゃれないときには、ぜひ文庫本をご覧になってみてくださいねドキドキ

 

余談が長くてごめんなさーい。

 

 

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