ピアノの発表会。子どもの中に、何を育てたらいい? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは。和久田ミカです。

娘のピアノの発表会まで、あと1週間ほどになりました。


娘は、課題曲がむずかしくて 挫折。

ギリギリで、すでに弾ける曲の中から、お気に入りのものを選びなおしました。



少し背伸びした曲に挑戦することを楽しみにしていたので、ちょっとがっかり(T_T)

私が5年生のときは、あんな曲も弾けたのに!!という思いもあるから、なおさらがっかり。



自分の中で 抱えきれず、娘に、

「がっかりだよー!もうー!!ちゃんと練習しないからでしょー!」

と 暴言をぶつけてしまったのですが、

先生から このようなメールをいただき、思い直しました。



「(前略)発表会は「新しくて難しい曲」にチャレンジする場ではなく、

 演奏する自分が幸せな気持ちになることができ、

 お客様に届けたい音があることが何よりも大事なことだと思います。

 そのことを中心に考えて、本番まで磨いていくことができたら、

 本当に充実した発表会になるね、という話をしました。(後略)」




娘に読んで聞かせたら、

「わたし、先生と同じ気持ちなの。だから、曲を変えたの。」

と、泣いていました。

先生のやさしい気持ちにふれたのでしょう。



私も、

「いい先生に巡り合えて本当によかったね、ママも応援するよ。

 ひどいこと言ってごめんね」

と謝りました。



発表会のゴールは、新しくむずかしい曲が弾けることではない、

お客様に 心を込めて曲を届けること。

そのとおりですよね。




それからは、練習をするときも、なるべくよかった点を 伝えるようにしました。

「ここで、深呼吸をして 弾いていたから、次の音がとてもドラマティックに聞こえたよ」

「ここの音符が、落ち着いて弾けていたね。力が抜けていたよ」



ほめても、子どもは そこで努力をやめたりしません。

もっとがんばろうと思うのです。

「ママ、ここのところを もっときれいに弾けるように 練習したよ」

と報告をしてくれたりもします。


先生のご指導もあり、とても すてきな曲に仕上がりそうです。



ピアノの発表会に限らず、発表の場には いろんなゴールがあります。

それが、勝つことの人もいれば、楽しむことの人もいる。

チャレンジの人もいれば、誰かを喜ばせたいという人もいる。



どれもすてき。

自分なりの目標を持って、一歩一歩取り組んでいけたらいいですよね(*^_^*)

発表会が楽しみです。



余談ですが、娘にあげた誕生日プレゼントのピアノの小物入れです。

弾いている犬は、娘が作りました。かわゆすドキドキ






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