私の仕事は、たくさんのご縁で成り立っています。
そのひとつが情報紙の「ぱせり」さん。
兵庫県で発行されているフリーペーパーです。
編集をされているFさんからお声掛けいただき、ブログの内容を載せていただいています。
もう1年以上になるでしょうか。
いつもありがとうございます。
Fさんから、すてきなメールをいただいたので、了解を得てこちらに載せますね。
感情は感情のまま、受け止めたらラクになる。
ホンマですねぇ。
ミカさんのブログを記事にしていく度に、私、不思議なくらい、穏やかになっていくんです。
先日、3月で1歳になった孫娘Rを子育て中の娘Y(23歳)から電話がありました。
娘は、私の住む家から車で2時間ほどの場所に住んでおり、出産後も、出会うのは、1~2ヶ月に1度くらいです。
娘は、私同様に猫が大好きで、一人暮らしの頃、里親探しをしている仔猫をもらって、
避妊手術もして、今もその3歳になる猫Nを室内で飼っているのですが、
その日、猫がソファに粗相をしてしまい、その臭いが引き金になって私に電話をかけてきたようです。
「あのな、Yが可愛くないねん!」
そして、猫の抜け毛で憂鬱になることや、
旦那さんがローンで買ったばかりの新築の家なのに、
粗相や壁でツメ研ぎをしてしまうことが、本当に辛い、と吐露しました。
「Rに優しい子に育ってほしいのに、
私がバクハツしてNに汚い言葉で怒ってしまうのを聞きながら育つと、Rにも良くないし、」
と娘の話は延々と続きました。
そして、最期まで責任を持って飼えると思っていた自分が、
「仔猫の時は可愛がって、成猫に育った猫を捨てるような人間の身勝手が許せない、とずっと思っていたのに、
いっそ、Nが逃げ出してそのまま帰らなくなってくれないかな?
と考えてしまう自分が嫌やねん、、、」
といって、電話口でわっと泣き出してしまいました。
自分が思い描いてきた倫理観に反する自分が許せなくて苦しんでいたんですね。
私は、「Yがそう思うのは、ちっとも悪くないんだよ」と言って、
私自身も、それこそ26年前長男を出産してからずっと~猫と子育てが併行していたので、
出産後に、「猫は猫。我が子にはかなわない」と思ってしまった話をしました。
そして猫のオシッコの臭いはホントになかなかとれないからとても心にストレスを持っても当然だよ、とも話しました。
Yはね、とっても頑張ってるよ。でも頑張らなくてもいいんだよ。
Yがどうしても我慢できないのなら、
Nを大きなゲージに入れて飼ってもいいよ、とアドバイスしました。
娘は「ゲージに入れて飼うのは可哀想だ」と、泣いていましたが、
一生を檻の中で過ごす動物はたくさんいるよ、そのことで苦しまなくてもいいんだよ、と話しました。
(「な~んかミカさんの話をそのまんま話してるな~、、、」とぼんやり思いながら)
娘は旦那さんに「相談してみる」と言ってその電話を切りましたが、
その2~3日後、また電話で話をしてみると、
「お母さんに話して、Nが嫌いだ、嫌いな自分を許せないと思っていたけど、嫌いと思うのも、許せないと思うのも、
思うのは別にいいんだ、と思ったら、ラクになって、Nにやさしくできるようになった」
と明るい声でいいました。
「だから、ゲージにはまだ入れない。どうしても我慢できなくなったら入れてもいいんだと思うだけで、今はラクだから」
と落ち着いていました。
なんでしょうね?ミカさんのおかげです。
だから、私からミカさんに「ありがとう」を言いたくて。(*^^*)
余談、長々と失礼いたしました。これからもよろしくお願いします。
ホンマですねぇ。
ミカさんのブログを記事にしていく度に、私、不思議なくらい、穏やかになっていくんです。
先日、3月で1歳になった孫娘Rを子育て中の娘Y(23歳)から電話がありました。
娘は、私の住む家から車で2時間ほどの場所に住んでおり、出産後も、出会うのは、1~2ヶ月に1度くらいです。
娘は、私同様に猫が大好きで、一人暮らしの頃、里親探しをしている仔猫をもらって、
避妊手術もして、今もその3歳になる猫Nを室内で飼っているのですが、
その日、猫がソファに粗相をしてしまい、その臭いが引き金になって私に電話をかけてきたようです。
「あのな、Yが可愛くないねん!」
そして、猫の抜け毛で憂鬱になることや、
旦那さんがローンで買ったばかりの新築の家なのに、
粗相や壁でツメ研ぎをしてしまうことが、本当に辛い、と吐露しました。
「Rに優しい子に育ってほしいのに、
私がバクハツしてNに汚い言葉で怒ってしまうのを聞きながら育つと、Rにも良くないし、」
と娘の話は延々と続きました。
そして、最期まで責任を持って飼えると思っていた自分が、
「仔猫の時は可愛がって、成猫に育った猫を捨てるような人間の身勝手が許せない、とずっと思っていたのに、
いっそ、Nが逃げ出してそのまま帰らなくなってくれないかな?
と考えてしまう自分が嫌やねん、、、」
といって、電話口でわっと泣き出してしまいました。
自分が思い描いてきた倫理観に反する自分が許せなくて苦しんでいたんですね。
私は、「Yがそう思うのは、ちっとも悪くないんだよ」と言って、
私自身も、それこそ26年前長男を出産してからずっと~猫と子育てが併行していたので、
出産後に、「猫は猫。我が子にはかなわない」と思ってしまった話をしました。
そして猫のオシッコの臭いはホントになかなかとれないからとても心にストレスを持っても当然だよ、とも話しました。
Yはね、とっても頑張ってるよ。でも頑張らなくてもいいんだよ。
Yがどうしても我慢できないのなら、
Nを大きなゲージに入れて飼ってもいいよ、とアドバイスしました。
娘は「ゲージに入れて飼うのは可哀想だ」と、泣いていましたが、
一生を檻の中で過ごす動物はたくさんいるよ、そのことで苦しまなくてもいいんだよ、と話しました。
(「な~んかミカさんの話をそのまんま話してるな~、、、」とぼんやり思いながら)
娘は旦那さんに「相談してみる」と言ってその電話を切りましたが、
その2~3日後、また電話で話をしてみると、
「お母さんに話して、Nが嫌いだ、嫌いな自分を許せないと思っていたけど、嫌いと思うのも、許せないと思うのも、
思うのは別にいいんだ、と思ったら、ラクになって、Nにやさしくできるようになった」
と明るい声でいいました。
「だから、ゲージにはまだ入れない。どうしても我慢できなくなったら入れてもいいんだと思うだけで、今はラクだから」
と落ち着いていました。
なんでしょうね?ミカさんのおかげです。
だから、私からミカさんに「ありがとう」を言いたくて。(*^^*)
余談、長々と失礼いたしました。これからもよろしくお願いします。
いえいえ、私のおかげだなんて とんでもない。
コミュニケーションって、スキルじゃないんですよね。
相手を理解したい、相手のことを受け止めたい、
そう思うからこそ、娘さんを受容する言葉が出てきたのでしょう。
そして、娘さんのこの言葉。
「嫌いと思うのも、許せないと思うのも、思うのは別にいいんだ、
と思ったら、ラクになって、Nにやさしくできるようになった」
そう。
人は ネガティブを思うだけで、自分を責めてしまうことがあるのですよね。
思うことは 別にいい。
心の中のネガティブなつぶやきを、自分の中で 大切に受け止めれらると、ラクになるんです。
お母さんが受け止めてくれたからこそ、気づかれたのですね。
Fさん、お忙しいのに いつも丁寧なメールをありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
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