人に合わせることこそ、自分の喜び。
人の期待にこたえてこそ、人間関係がうまくいく。
でも、なんだか むなしくなるときがある…。
そんなときは、自分の「心の本音」を聞いてみましょう。
「きらわれたくない」
「こんなに気を使ったんだから、好きになってほしい」
「役に立っているんだから、この場所にいていいでしょう?」
そんなふうに、不安の上に立った行動であると、心が苦しくなるかもしれません。
なぜなら、人は「自分と他人を同じように扱う」からです。
こんなにがんばっているのに…
と思ったときは、相手に対しても
もっとがんばりなさいよ!
と思っています。
こんなに期待に応えて、喜ばせているのに…
と思ったときには、相手に対しても
もっと私の思い通りになって、私を喜ばせなさいよ!
と思っています。
それが、自分の中のルールだからです。
そんな話をしていたとき、質問をいただきました。
「人に合わせず、期待に応えず、人間関係が作れるんですか?
希薄になってしまうような気がします。」
お話をお聞きすると、人間関係はお互いが貢献してこそ成り立つ、と考えておられるようでした。
私もそれに関しては、同意見です。
お互いが、持ちつ持たれつしながら 生きているのが人間だと思います。
ただ、
誰かが がまんして
誰かが 犠牲になって
誰かが 作り笑いを浮かべて
いる関係は、長続きしないように感じるのです。
こういう関係を作りやすい人は、自分を大切にしてくれない人を パートナーや友達に選ぶ傾向があります。
貢献の目的ってなんでしょう?
今朝、病気の治療で髪を無くした子に 無償でかつらを作るボランティアの話を見ました。
→JHDAC
全国から 髪を提供してもらい、それをかつらに仕立てるのだそうです。
北海道から来た子が、かつらをかぶって笑みを浮かべ、その隣では お母さんが 髪を提供していました。
まだ見ぬ、誰かのために。
本来、貢献って そういうことだと思うのです。
誰かを喜ばせることは、自分の喜びになること。
つまり自分のためにしている、ということ。
わたしも寄付が好きで、ちょこちょこやっています。
誰かが喜んでくれること、自分に貢献できる力があることがうれしくて、やっているのです。
ただそれだけ。
子育ても貢献だよね。
子どもが笑顔になってくれるだけで、どんだけ 自分の心が満たされるか(*^_^*)!
だから、クリスマスはこっそりと プレゼントを探し回るんだよね。
だから。結論。
人のために、世のために、がんばることは すてきなことだと思う。
でも、それは 自分のため。
人を喜ばせて、期待に応えて、居場所を作りたいなら、それも自分のため。
がまんして、犠牲になって、自分を認めてもらおうとするなら それも、自分のため。
みんなみんな、自分のために生きてるんです。

わたしも 自分のために 生きてるわん。
でも、みんな愛してくれてる~

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