先週は、東京にて「心のコーチング講座(初級)」がありました。
最終回は、あたたかい雰囲気に包まれましたね。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

さて。
この講座では、ワークとシェアにたくさん時間を使います。
そこで、とてもいい質問があったので、こちらで紹介しますね。
「うちの子は『できた』とか『できない』が気になってしまうみたいです。
「できたこと」に注目して育てたつもりはないのですが…。 」
「ほめておだてて育てると、そういうふうに育つ」って、育児書に書いてあったりしますものね(*^_^*)。
うちの娘も同じような性格です。
子どもの性格って、育て方だけではなくて 生まれ持った気質も大きいです。
慎重な子は、赤ちゃんのときから慎重で神経質。
失敗をこわがったり、むずかしいことは最初からやらない、など 親から見ると、もや~っとする行動をとります。
親として、
「チャレンジ精神を持って、できたかできないかに とらわれないで 生きてほしい!」
っていう期待があるとなおさら気になりますよね。
でも、私が話をお聞きして感じたのは、
「何も問題は起きていない」
ということです。
もや~っとするのは、そういう状態を「悪いことだ」とジャッジしてるから。
だから、子どもを見ているときに、そこが気になっちゃうんだよね(*^_^*)
たぶん、ママ自身にも「できないこと」がこわかったり、失敗に慎重になったりする気質があり、
それを あまりよくないことだと感じているのかな~と思いました。
(ちがっていたら、ごめんね)
子どもの性格は、ジャッジしない方がいいかもねん。
ただ
「あ~~、そうなんだね~~」
って眺めるだけがおすすめ。
「できないことがあると、はずかしいんだな~」
「失敗するのが、こわいんだね~」
そうやって、ただ 理解し、受け入れること。
無理やり変えようとしないこと。
変えようとして叱ったり、否定したりすると、
「そういうぼく(わたし)は、よくないんだ」
という思いを 植え付けてしまうかもしれません。
子どもの気質に「よい」「悪い」と 分けなくてもいいかなって思います。
子どもは成長するしね、変わっていくから。
私も昔は、引っ込み思案で、赤面症で、人前で話すのなんてとんでもない!!という性格でした。
今は、講師として 人前で話す仕事をしていますが…だははは。
仮に、失敗がこわい大人になったとしても、そのかわり「慎重さ」を強みとして持つことができます。
そっちを伸ばしていった方が、その子らしいかも。
どうしても、気になっちゃうときは 感じたことを そのまま伝えてみましょうか(*^_^*)
「できないことが、くやしかったんだね」
「失敗したくないから、チャレンジしたくないように見えるけど、…どう?」
こんなふうに。
励ますより、叱るより、ずっと 子どもの目線に立つことができます。
でもね。
ひとは、図星を刺されると、怒り出すので お子さんから
「ちがう!!ρ(`O´*)」
って言われるかもしれないけどねん。そうしたら、
「ちがうんだね~、そっか~(*^_^*)」
って答えればいいの。
深く考えなくて大丈夫。
そして、どうしても、変わってほしいと思うなら「いいな~」と思うときに 承認しましょうか(*^_^*)
承認っていうのは、そのまんまを伝えること。
「今回、チャレンジできたね!」
「こわいけど『がんばってみようかな』って思ったんだね」
そんなふうに。
よく「注目されたところが増える」と言います。
ママが「見てたよ~!がんばったね~!」とエールを送ることは、子どもの自信につながります。
今回の初級講座も、とってもすてきなメンバーばかりで、私自身も勉強になりました。
他にも質問が出たので、こちらでシェアしますね。
感想を書いてくださった方のブログも、アップしていきたいと思います。
感謝をこめて。
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