NHKあさいち「スゴ技Q 子どものやる気“ON”の極意」 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。



昨日のNHK「あさいち」の特集は、「スゴ技Q 子どものやる気“ON”の極意」でした。

くわしくは「あさいち」のサイトを見てみてね。

マメ知識として役立つ情報も載っています(*^_^*)


ただ、今回紹介されたスキルは、娘に実践してみても あまり成功しないなあと思いながら、見ていました。

<例>

×「今やらなきゃいけないプリントやりなよ」
〇「こっちの方を先にやった方がいいんじゃないかな」


娘は どっちも×です。うるさがられるだけ。

宿題の順番は本人に決めさせて、口は出しませんです。

(あえて口を出すなら「今日のスケジュールは?」って聞きます。)

夕飯の時間までに終わればいいので、「7時からご飯だよ」とだけ伝えておきます。

遅くなりそうなときは「あと15分でご飯だよ~」とはっぱをかけたり、「ママのご飯作りとどっちが早いかな?」と競争します。


<例>

子どもが漢字の書き順を間違えたときは、すぐに指摘せず、その字を書き終えたあとに指摘するようにします。


娘はまちがいを指摘されるのがきらいなので、気になったときは

「書き順がまちがっているときは、ママはお伝えしてもいいかしら?」

と事前に聞きます。

勝手に指摘すると、怒り出すので…(-_-;)

「(伝えなくて)いい!!」と言われたら、放って 見守っておきます。

書き順がまちがっていても 人生に何の問題もないですから。


でね。

私が何を言いたいのか、というと、どっちが正しいのかという話じゃないのねん。

子育てには 正解がないということ。

子どもに合った対応を考えていくことが、大事。


テレビの情報が子どもに合っているときは そのまま やってみるといいよね。

でも、合わないときは、「へ~、そうなんだ~、でもうちの子には合わないな」と右から左へ受け流すこと。

そうじゃないと、模範解答に振り回されます。

模範解答は、選択肢のひとつですねん。


それとね。

どんないいスキルも 親子の信頼関係ができてないと、効果を発揮しません。

信頼関係は土台。土のようなもの。

どんなに良い種をまいても、その土壌がガチガチだったら 芽が出ないのね。

やる気スイッチを押せるのも あくまで 子ども自身。

親はサポートしかできないんだなあ。

その辺まで放送の内容に入れちゃうと、まとまらなくなるだろうから、番組がスキルに偏るのはしょうがないんだけど…。


さて、これから「花子とアン」と「あさいち」見てこようっと。

朝の楽しみ~~♡

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