子どもが泣くと、腹が立つのは | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

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娘は 泣き虫です。3年生ですが、すぐに泣きます。

学校でも、鬼ごっこで「足が遅いから、ねらおう」と言われて集中攻撃にあい、泣いたそうです。

翌日から「泣く子は、入れてあげない」と言われたそうですが…。

「泣く」って あまりよいことだと思われないようですね。


パパやママからのご相談を多く受ける中で多いのも「子どもが泣くと、腹が立つ」というものです。

お話を伺っていると「泣けばいいと思っている」という言葉が返ってきます。

泣くことで 親をコントロールしているように 見えるのですね。


確かに「泣く→要望をかなえる」ということを 繰り返していくと、わがままを通すために泣くようになります。

でも、基本的に 子どもは「泣きたいから、泣いている」んです。

悲しいから、こわいから、不安だから、くやしいから、泣いているだけ。

それに対して どう意味づけするのかは、親しだいです。

泣いて 自分のわがままを通そうとしている、と思うのか

親を責めている、と感じるのか、

ただ 感情があふれて泣いている、と 捉えるのか。


私は 娘に対して、泣くのを我慢する必要はない、と教えてきました。

だからなのか、大きくなるにつれ、時と場所に応じて、がまんすることができるようになってきましたが、やっぱり泣き虫です。

私は それでいいと思っています。

だって、大人になったら そんなに素直に泣けないもん。

今のうちだよ、いっぱい泣いたらいいよ


全身で 感情を感じて、うわ~って泣いて、暴れて。

私も 正直、そのうるささに イラッとするときもあるけど、基本的には その場を離れるか、ハグするかで見守ります。

そのうち、ケロっと 泣き止みますから。

感情の切り替えが早いのは、感情を感じ切ることが できたから。

子どもっていいなあと思う瞬間です。