今年初めから 犬を飼っています。
娘がサンタさんに頼んだところ、
子犬は あとから ブリーダーさんへ 見に行ったのですが、その前に 娘に読んであげた詩があります。
犬の気持ちを書いた「犬の十戒」という作者不明の詩です。
映画『犬と私の10の約束』の原作となったことでも有名ですね。
(↓こちらが、飼っているラブリーなバニラちゃんです☆)
こ

わたしの一生は短く、10~15 年くらいしかないのです。 ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることは寂しくてつらいことです。
わたしと一緒に暮らすのなら、どうかそのことを覚えておいてください。
あなたがわたしに「こうして欲しい」と望むことがあっても、それを理解できるようになるまで、少し時間をください。
わたしを信頼してください・・・それだけでわたしは幸せです。
長時間わたしを叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。
でも・・・わたしにはあなたしかいないのです。
わたしに話しかけてください。たとえ、あなたの言葉そのものは分からなくても、あなたの声で分かるのです。わたしに話しかけてくれるその声で・・・
あなたがわたしのことをどのように扱っているのか、心に留めておいてください。私はどのように扱われようとも、そのことを決して忘れることはないです。
あなたがわたしを叩く前に覚えておいてください。わたしには,、簡単に あなたの手の骨を噛み砕くことができる歯があるけれども、それでも、わたしは、あなたを傷つけてはいけないと心に決めていることを。
わたしのことを「言うことをきかない、頑固だ、怠け者だ」と叱る前に、わたしが そうなる原因が 何かないか考えてみてください。もしかしたら適切なごはんをもらっていないのかもしれません。
長時間、太陽が照りつける中、放っておかれたのかもしれません。
年をとって心臓が弱くなっているのかもしれないのです。
わたしが年老いていっても、どうかやさしく世話をしてください。あなたも同じように年をとっていくのですから。
最期の旅立ちの時には、そばにいてわたしを見送ってください。「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです。
あなたがそばにいてくれるだけで、わたしにはどんなことでも安らかに受け入れられます。
そして・・・忘れないでください。わたしがあなたを愛しているということを・・・
読み終えたとき、私も娘も 涙ぐんでいました。
命を預からせていただく 責任のようなものを感じました。
読んでいると、子育てに通じる部分もありますね。
