
以前、6年生の家庭科を受け持ったときに、ディベートをさせたことがありました。
ディベートというのは、意見の交換ではなく、白黒はっきりさせるタイプの議論です。
ひとつの課題に対して、賛成と反対に分かれ、自分たちの意見を主張します。
相手を批判したり、自分の正しさを客観的に証明したりして、議論を交わしていきます。
やってみると、へりくつオンパレード(笑)
事実と意見がごっちゃになっている子もたくさん。
でもまあ そこは 国語の授業ではありませんでしたし、小学生ですから 大目に見つつ、楽しみました。
「正しさ」「自分の価値観」に基づいて話をするって、アメリカ的ですが、面白いなあと思います。
で、話は変わりますが…
私はまだまだひよっこですが、ご縁をいただく人が増えると、た~まにですが 批判も受けるようになりました。
批判は ディベートじゃなくて、ディスカッションがいいですね。
ディベートは「私が正しい」ということが 前提になっています。
私は正しくて あなたがおかしいので、あなたが変わってください、というスタンス。
正しさは、突き詰めて言えば 「好みの価値観」ですからねん。
あなたは 私の好みに合わせるべきだ、と伝える目的は なんでしょう?
そこは 自分と向き合う点だと感じます。
私は ご批判は 受け取りますが、受け入れないこともあります。
あしからず(*^_^*)