正しさは 自分の好みにすぎません | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

以前、6年生の家庭科を受け持ったときに、ディベートをさせたことがありました。

ディベートというのは、意見の交換ではなく、白黒はっきりさせるタイプの議論です。

ひとつの課題に対して、賛成と反対に分かれ、自分たちの意見を主張します。

相手を批判したり、自分の正しさを客観的に証明したりして、議論を交わしていきます。

やってみると、へりくつオンパレード(笑)

事実と意見がごっちゃになっている子もたくさん。

でもまあ そこは 国語の授業ではありませんでしたし、小学生ですから 大目に見つつ、楽しみました。

「正しさ」「自分の価値観」に基づいて話をするって、アメリカ的ですが、面白いなあと思います。


で、話は変わりますが…


私はまだまだひよっこですが、ご縁をいただく人が増えると、た~まにですが 批判も受けるようになりました。

批判は ディベートじゃなくて、ディスカッションがいいですね。

ディベートは「私が正しい」ということが 前提になっています。

私は正しくて あなたがおかしいので、あなたが変わってください、というスタンス。

正しさは、突き詰めて言えば 「好みの価値観」ですからねん。

あなたは 私の好みに合わせるべきだ、と伝える目的は なんでしょう?


そこは 自分と向き合う点だと感じます。


私は ご批判は 受け取りますが、受け入れないこともあります。

あしからず(*^_^*)