本日、子犬が うちに参りました。
もともとは、ネコ派。犬を飼うときが来ようとは 夢にも思わず…。
動物好きで猫アレルギーの娘の要望で、サンタさんが 犬飼育セットを置いていきました。
家族がひとり(一匹)増えます。
娘は「お母さんになるんだもん」と大はりきりで、気合が入っています。
犬の名前は「バニラ」ちゃんです。バニラアイスみたいな色だからだって。
今日から よろしくワン。

話は変わりますが、2年生の教科書(光村図書)に「わたしはおねえさん」という話があります。
娘は この話に、大変心打たれたようです。
おねえちゃんのすみれは、花に水をやっている間に 妹からノートに落書きをされてしまいます。
そのときの気持ちが「半分ぐらい、なきそうでした。もう半分は、おこりそうでした。」と表されています。
娘は「その気持ち、わかる!」と 一緒に怒っています。
本っていいですね。自分と主人公を重ね合わせることができます。
自分の心の引き出しの中から、同じような気持ちを引っ張り出し、味わって浄化しているのでしょう。
「ねえ、ママもそんなことをされたら、いやだよね!」と同意を求めてきたので、私は「そうねえ、ママは別に…」と答えました。
7つ年下の妹から、よく落書きをされたのですが、なんとも思わなかったのですねん。
あらら、また書かれちゃった、という程度。
同じ出来事があったとしても 心の反応がちがうね、何がちがうんだろう?と 娘と話し合いました。
事実はひとつ。でも、とらえ方はいろいろある、ということが わかります。
これから、犬を飼うことで 出しっぱなしにしておいた娘のものが 壊されてしまう、ということが あるかもしれません。
そのとき、どんなふうに 感じるかな。
楽しい気持ちも、くやしい気持ちも、悲しい気持ちも、娘を成長させてくれる糧となると思います。
余談ですが、娘が いたく共感していた きょうだいを題材にしていた話がもうひとつあります。
おかあさんの手 [教科書にでてくる日本の名作童話(第1期)]/岩崎書店

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「おかあさんのて」大石真さんの作品がおすすめです。