今日は上京して、こちらの方の講座でお勉強してまいりました。
秋に たくさん講演会を控えているので、アドバイスをお願いしました。
そこで 感じたことをシェアしますね。

私は もともと教師をしていました。
子育てのゴールのひとつは「何ができてもできなくても、自分には価値がある」と思える自己肯定感を育てることです。
そのために、教師は 自分自身の課題を 解決しておく必要があります。
自分の状態が子どもに投影されるからです。
自分の中のマイルールを 子どもにも強制する、とも言いかえられるかもしれません。
怠けてはいけない、というマイルールを持っている人は、怠けている(ように見える)子にイライラします。
その子なりの努力を認めず、怠けているところを 指摘しがちです。
グチを言ってはいけない、というマイルールを持っている人は、子どもが グチを言うと 耳をふさぎたくなります。
つねにポジティブでいることを 求め、弱さを認めません。
強くあるべきだ、というマイルールを持つ人は、自分の中の不安やこわさを 認めたくありません。
不安やこわさを 表に出せる子を見ると、攻撃したくなります。
みんなのために 我慢をすべきだ、というマイルールを持つ人は、自己犠牲を美徳とします。
自己主張ができる子を見ると、わがままだと感じます。
などなど…。
こんな風に、自分が抱えている課題(またはマイルール)によって、
ありのままの あなたでは いけない
というメッセージを 子どもに 無意識に送ってしまうのですねん。
この辺が 担任との「相性」といわれる部分かもしれません。
援助職の人ほど、自分の課題を知り、自分を整える努力をしておきましょうネ。
カウンセラー、コーチ、セラピストも 同じですよん。