大人にそんな口をきくなんて!と思うとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

今週は 夫が出張のため、油断して 寝落ちする日が続いております。

ふだんは夫が0時に帰ってくるので、それに合わせてご飯を作らなくてはいけないんですよねん。

まずい、まずい…。今朝も目覚めたら5時でした。即効で仕事を始めました。

早起きは得意ですが、大人になっても 寝るのが大大大好きです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

昨日 コーチングで、先生から お子さんへのパワハラについてお聞きしました(内容は書けませんが、私はそう感じました。)

聞いていて 涙が出てしまいました。

思春期のお子さんは、往々にして 先生の意志とは反することをしますし、親が使ってほしくない言葉を 使うこともあります。

そういったときに、自分の中で「先生はえらい」「馬鹿にされてはいけない」という思いがあると 反応するのですね。

ささいなことで「バカにしたわね!私の方が 上の立場だということを示さなくては!」と 過剰な罰を与えたりします。

攻撃は 最大の防御ですからねん。根っこは 自分を守りたいのでしょう。

(この先生も ふだんは がんばっておられる熱血教師なのだと思います。

このようなことで ふだんのがんばりに泥を塗るのは、もったいないなあと 感じます。)


ここでは 先生の例を書きましたが、おそらく 親も 同じことをしますよねん(*^_^*)

娘がいじわるなことを 言ったりすると、腹いせに 何か 罰を与えたくなります。

そういったときは、あとから ココロのつぶやきを聞くと、上に書いた先生と同じなんです。

「ママに対して そんな口をきくなんて、許せん!親の権限で こらしめなくては。」

娘のことを よくしよう、と思っているわけではなく、自分を守るために 怒りを発動しているのですねん。

でも、ココロの根っこを見ていくと、「娘が そんなことを言うなんて、悲しい…」なんです。

ただただ「悲しい」。かわいい娘に そんな言い方されて「さみしい」。


だとしたら、その根っこの言葉を 伝えればいいですねん。

「ママ、そんなことを言われたら 悲しいよ」

あまりに 腹が立っていると できないこともありますが、「悲しい」と口に出すだけで 自分が癒されるのです。

親の権限を振り回した後の 後味の悪さもありません。

子どもには 正しさを伝えるよりも、正直な気持ちを伝えた方が 伝わりやすいなあとも感じますよ。


さて、今日はつくばの小学校で講演会です。

遠いけれど、がんばって 行ってくるぞ~。

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