子どもから反発が返ってくるとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

娘の漢字の宿題を見ていました。

最近、ますます 娘の鉛筆の持ち方が 変です。

しかも「鉛筆をちゃんと持とうね」と言うと「ちゃんと持てるよむかっ」と1秒くらい 持ってみせる 知恵もつきましたがっくり

(ただ 持って見せるだけで、書き始めると元通り…)

大きくなったね…汗

ちょっとうるさく言ってみたら、大きな抵抗にあいまして、考えました。

まあ 鉛筆は 正しく持てるに越したことはないけど、まちがって持っていても 大きな支障はないしね…

ここで ムリやり 言って聞かせても、それに 従う年齢でも なくなってきたしね…


「みっちゃん。ママ、今日は 鉛筆のことを言うのはやめるね。

みっちゃんが 自分で 直したいと思ったときじゃないと、直らないなあって 感じたの。

ママもね、小さいころ 鉛筆の持ち方が変だったんだ。

でも 大人になってから 直そうと思ったら、直ったの。

みっちゃんが 直そうと思ったときに、ママにお手伝いできることがあったら 教えてね。」

そう 言って、それ以上は 何も言いませんでした。


すると、なぜか 正しい持ち方で 書き始めた娘。

久しぶりに補助器具を持ち出して、ちゃんと 書こうと頑張りだしました。

あれ?あれれ~?あまのじゃく?


漢字の練習が終わってから、娘が 私に聞いてきました。

「なんで ママは小さいころに、鉛筆の持ち方を 直さなかったの?直らなかったの?」

正直に答えました。

「だって、じいじと ばあばが うるさいんだもん。あーだ こーだ 言われると、ますます 直す気がなくなる…(笑)」

娘 涙目うるうる

「ママ!!みつきの気持ち、わかるでしょ!? うるさく言わないでねっ!!」

謝りました。

「うんうん、気持ちはわかるんだけどね~、大人になると 忘れちゃうのよね~。

でも、大人になってから 直そう、と思ったのは、じいじと ばあばが 口うるさく言ってくれていた おかげもあるかな。

だから、ママは みっちゃんが怒っても、大事だと思うことは 言い続けるんだよ。」


娘との対話から 感じたことは2つあります。

まずは、子どものモチベーションについて。

子どもに限らず、人間はみな 人からコントロールされたくないのですねん。

あーだ、こーだと 言われれば、反発することもあります。

結局、子どものやる気スイッチは 子どもにしか 押せないのです。

次に、お小言について。

小言を言うと、子どもは いい気持ちはしません。反発されて、親も ムカッとします。

でも 大事なことは 何度も、何度も 言っておくと、それが種まきになります。

芽が出るのは いつになるかわかりませんが…双葉


私の両親が「鉛筆の持ち方は大事」と伝えてくれた種は、私が大人になってから 芽を出しました。

それでよいのだと 思います。

さあ、今日も 種まき。種まき。

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