前回の記事を書いたのには、こんないきさつがあります。
先日「見知らぬおばさまが ピンポーン。
「自分が作った新聞を3週間前に配ったんだけど、それを読んでどう思ったかを 教えてほしい」のだそう。
正直、そんな前のことは 覚えていないのねん

みんなのために がんばっているのに!!…そんなニュアンスでした。

前回の記事をも関連しますが「相手のため」といいながら、本当は自分のためでもある行動があります。
物事には「for me」「 for you」の面が 同時に存在するということです。
子育てなんかでも、そうかな。
子どものため、子どものため、と言いながら、意外と 自分が満たされたくて やっていることが たくさんあるのねん。
「何が何でも 親の言うことを聞くべきだ」とかね。
その根っこを見ると、たぶん、自分を満たすための要素があると思います。
「私の存在を認めて~!」「子どもをコントロールしたい!」「子どもに影響力を与えたい」とかネ。
別に「言うことを聞くべきだ」と思っていてもいいのねん。
ただ、自分が満たされたくて 出てきている言葉でもあるんだ、
…ということを 知っておくだけで、だいぶ違うように感じますよん。
こういうのもあるかな。
私の場合は、娘の服を買っちゃう。
私は 三人姉妹の長女なのに お下がりのお下がりのお下がりのお下がりばかりで 悲しかったから。
新品の服もあったけど、母の手作りがほとんどでした。
子どもの頃、口には出さなかったけど、本当は 今風の既成服を 着てみたかったんだよね~。
本当は ピンクが着たかったんだけど、どうせ私には似合わない色だと思って 拒否してたんだよね~。
かわいい服を着て、うれしそうな娘を見ると、私が 満たされちゃうの。
反面、娘が まんべんなく着ないと「どの服もちゃんと着てほしい」って思っちゃう。
買ったのは おせっかにな私なのにね~。(一応、娘には 買うかどうか聞き、了解は取ってありますが)
まあ、私が満たされたくて買っているのは 自覚しているので、それでいいのだ。
で話は戻り、新聞を作って 配布し、みんなに感想を求めて回っているおばさま。
きっとね、かなり for meな 面も あるように思いますです。
「あなたたちのために!!」って 怒っていらっしゃったけど、自分のためにも 行動していらっしゃるよねん。
それを 認めたら、すご~く楽になるんじゃないかしら。
そんでね。
有益な情報であるなら、どんなふうに アピールしたら 相手に届くかな~って 研究することが大事。
ただただ 押し付けるだけなら、押し売りになっちゃうよん。
申し訳ないけど、インターホン越しに 数分間 お説教をいただきながら、そんなことを思いましたですよ~。