性格は 短所・長所と分ける必要はないのねん | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

コーチングに「リフレーミング」という考え方があります。

ひとつの物事を いろんな方向から見ること。

円すいは 下から見たら○、横から見たら△、上から見たら◎。見る方向によって 形が違います。

これを 人にも当てはめることができます。同じことを いろんな方向から 見るのねん。


たとえば、私自身のことを 書いてみますね。

私は 突然「どう思う?」って聞かれるのが苦手です。

教員の頃、よく同じ学年の先生たちと話し合いをしたんだけど、突然 質問されると いつも黙ってしまっていました。

当時は、たぶん、やる気がない、または自分の意見がないと 思われただろうなあ汗

いやいや、そんなことはないのねん。やる気はあるの、自分の意見もあるの(頑固だし)!!

私は まず 情報を得たいのねん。

前例や類似例を 調べて、自分なりにイメージを膨らませてからなら 話せるの。

ゼロのところから、いきなり「どうしたい?」って言われると、言葉が出なくなます。

また、自分が納得しないと 動けないため、行動を起こすのが遅いです。

しかも、テキトーに 終わらせることができず、根を詰めてしまうので、提出もいつもギリギリ。

せっかちな先生から見ると、か~な~り じれったいタイプだったことでしょう。

誤解されることが よくありました。

だははは、一見 短所だらけですね。


こんな私の特徴を リフレーミングしてみます。

ポイントは「自分の特徴を生かす」です。



私は、情報を集めたり、活用したりするのが 好きです。

情報を 組み立てなおしたり、体系だてたり、膨らませたりするのは、得意分野。

だから、事前に「今度、こんな話し合いをするよ~」って 言っておいてもらえるとベスト☆

データを集めたり、考えたりする余裕ができ、話し合いにも 参加しやすくなります。

丁寧に仕事をするので、時間はかかりますが、自分の世界を構築しつつ、楽しんで 作業ができます。



二つとも同じことを 言っていますが、イメージが違いますよね。

コーチングでは、行動や思考のパターンを「強み」と言います。短所・長所という とらえ方をしません。

自分の強みを生かすためには どうしたらいいのか、という視点から考えると、同じ物事でも 印象が変わってきます。


子どもの性格を とらえるときにも、使えますね。

だらしない子やじるしおおらか

意見が言えないやじるし争いを好まない、協調性がある


みたいな感じ。

ただね、無理やり思い込もうとするのは、ダメよんドコモ絵文字

ココロから「そうだよね~ビックリマーク」って思えるのなら、リフレーミングは 有効だと思います。

子どもは、育てたように 育つから。

「なんでこの子は、意見が言えないんだろう」と「協調性がある子なの♡」とでは、だいぶ ちがうよねん。

「リフレーミング辞書」というサイトも見つけました。参考になるかもネ☆