ひとつの物事を いろんな方向から見ること。
円すいは 下から見たら○、横から見たら△、上から見たら◎。見る方向によって 形が違います。
これを 人にも当てはめることができます。同じことを いろんな方向から 見るのねん。
たとえば、私自身のことを 書いてみますね。
私は 突然「どう思う?」って聞かれるのが苦手です。
教員の頃、よく同じ学年の先生たちと話し合いをしたんだけど、突然 質問されると いつも黙ってしまっていました。
当時は、たぶん、やる気がない、または自分の意見がないと 思われただろうなあ

いやいや、そんなことはないのねん。やる気はあるの、自分の意見もあるの(頑固だし)

私は まず 情報を得たいのねん。
前例や類似例を 調べて、自分なりにイメージを膨らませてからなら 話せるの。
ゼロのところから、いきなり「どうしたい?」って言われると、言葉が出なくなます。
また、自分が納得しないと 動けないため、行動を起こすのが遅いです。
しかも、テキトーに 終わらせることができず、根を詰めてしまうので、提出もいつもギリギリ。
せっかちな先生から見ると、か~な~り じれったいタイプだったことでしょう。
誤解されることが よくありました。
だははは、一見 短所だらけですね。
こんな私の特徴を リフレーミングしてみます。
ポイントは「自分の特徴を生かす」です。
私は、情報を集めたり、活用したりするのが 好きです。
情報を 組み立てなおしたり、体系だてたり、膨らませたりするのは、得意分野。
だから、事前に「今度、こんな話し合いをするよ~」って 言っておいてもらえるとベスト☆
データを集めたり、考えたりする余裕ができ、話し合いにも 参加しやすくなります。
丁寧に仕事をするので、時間はかかりますが、自分の世界を構築しつつ、楽しんで 作業ができます。
二つとも同じことを 言っていますが、イメージが違いますよね。
コーチングでは、行動や思考のパターンを「強み」と言います。短所・長所という とらえ方をしません。
自分の強みを生かすためには どうしたらいいのか、という視点から考えると、同じ物事でも 印象が変わってきます。
子どもの性格を とらえるときにも、使えますね。
だらしない子

意見が言えない

みたいな感じ。
ただね、無理やり思い込もうとするのは、ダメよん

ココロから「そうだよね~

子どもは、育てたように 育つから。
「なんでこの子は、意見が言えないんだろう」と「協調性がある子なの♡」とでは、だいぶ ちがうよねん。
「リフレーミング辞書」というサイトも見つけました。参考になるかもネ☆