
昨日は 終業式。通知票をもらう日でした。
はじめての通知票を見たら、パソコンで印刷してありました。しかも、台紙にペラッと貼ってある。
うわ~、画期的だなあと思いました。
私が教師だったころは、新聞の投稿欄に「温かみがないので、手書きで」という投書が載るような時代。
現場では、パソコンで作った先生もおひとりだけ 見たことがありましたが、皆から批判されていました。
手抜きだとか、手書きであるべきだとか…。
パソコンを使えない先生も まだまだ いたからかもしれませんね。
通知票の目的って、手書きで温かみのある紙面を作ることではないのだけど、日本人って そういうところのこだわりますね。
(その気持ちもわかりますよん。)
ただ、私は 通知票にかける あの膨大な時間とエネルギーを 少しでも削れたら、他にエネルギーを注げるのに…と いつも思っていました。
なんせ、おっちょこちょいですからネ

書き間違い、押し間違い、インクがすれて汚してしまう…そんなことは 日常茶飯事。
一番ひどい間違いは、校長先生の印鑑の欄に 自分の印鑑を 全部 押してしまったこと。
そんな間違いのたびに、丁寧に砂消しで消したり、新しい紙と取り換えたりします。
字はきれいに書かないと いけないので、これまた 時間がかかります。
毎日、夜中まで 仕事をして、40人近くの通知票を書き上げるころには、ヘトヘトに疲れ果てていました。
(3学期末には、指導要録という成績や生活のまとめを、これまた手書きで書きますので、3月が終わる頃は、ヘロヘロになっています。
手書きである理由は、コピーができるものはふさわしくない、という理由です。)
もともと、教師の仕事は 年々増えてきていています。
通知票だけでも 合理的になること、私は賛成です。
ひいては 子どもたちのためにも なると思うな~。
賛否両論あると思いますので、コメント欄は閉じますね
