昨日のワークショップでは、あちこちで「子どもが宿題をやらない」ということが 怒りの現場としてあがっていました。
そうですね~、宿題ってイライラポイント満載ですよね☆
でね。
よくあるのが、保護者は「先生がちゃんとしてくれないから、子どもが宿題をやらない」
教師は「宿題忘れは、保護者も一緒に 取り組んでほしい」
お互いに 責任のなすりあいをしているときが あります。
宿題って、人間関係にまで 影響を及ぼすんですね~。こわいわ~。
宿題は あくまでも 子ども問題です。
でも、支援は 教師も保護者も どちらもしないとね(と、私は思いますですよ)。
宿題をしてこない子は、家庭で勉強する習慣が ついていないことが ほとんどです。
家に帰ったら 遊んでご飯食べて寝る、…で、宿題は?という感じ。
習慣は、早いうちに 家でつけてあげた方が 子どももラクなのでは、と 私は思います。
習慣=当たり前にすること、ですから、苦でなくなります。
はみがきをすることと 同じレベルになったら、親も子もラクです。
教師の指導力が…と言いたいお気持ちも わかりますよん。
ただ、教師が 学校でうんぬん お話をしたって、子どもは 今を 生きてますからねん。
家に帰ったら、悲しいかな 忘れてしまうのです。
学校でも サポート。家でも 目配り、声かけ、習慣づけ。
それが 一番 効率のいい形じゃないかな~と、元教師の私は 思いますですよん。
誰の責任か、何が正しいか、を持ち出して 誰かをジャッジし始めると、何も いいことはないのねん。
宿題は 子どもが 家庭で勉強をする習慣をつけることが 目的。
そしたら、そこへ向かっていけばいいのだと思いますです。
誰のせいで 宿題をやらないか、という犯人探しは 二の次でいいのねん。
話は変わりますが、kyokoさんが、アメリカの小学校のことを レポートされています。
アメリカは 日本とは比べ物にならないくらい、親が関わるようですね。
拝見して いや~、教師はラクだわ、そりゃ、残業しなくてもいいよね、って思いました。
ただ現場で 勉強を 教えるだけでいいんだもん。
(よいか悪いかは別として、日本のように きめ細かく生活指導をする国は めずらしいんじゃないかな。)
お国が変われば、当たり前も変わるんですね~。
共通するのは、学校を連携するとき、「自分の中の正しさ」を持ち出すと、キリがないということ。
子どもが よくなっていくためには どうしたらいいか、そこが ぶれないことが 大事なんだな~と思います。