昨日は、市内の幼稚園でワークショップでした。肌寒い中、ご参加くださいましてありがとうございます。
やっぱりライブは楽しいですな


先日、こんなお話をお聞きしました。
「子どもが学校から帰ってきたら、なるべく子どもの自主性に任せています。でも、これでいいのかな…」
不安な気持ちが 伝わってきました。
子育てには、正しい答えがないからこそ、の不安ですね。
まずは 子どもの何を育てたいか、です。
このママは、子どもの自主性を育てたいと 感じておられました。
そのために 何をするのかは、いろいろありますねん。
「自主性を育てたいから、手を出さない。失敗させることも大事。」
そう決めたなら、それでOK

デメリットとしては、子どもが 失敗から学ぶ機会が多くなるので、つい イラッとする機会が増えることかな。
でも、子どもとも 自分の気持ちとも折り合っていく中で、子どもの自主性は さらに伸びていくでしょう。
子どもの自律・自立にも つながっていきますね

で、私の場合は、ですね。放課後は、子どもの自主性に任せていません。
「帰ってきたら、手洗いうがい、次の日の用意。宿題」と私が決めています。
生活習慣をつけることが 優先と考えているからです。
娘は あまり体力がないので、疲れた


私は、放課後の過ごし方について サポートしている感じ。
1年生の頃よりは 口も手も出なくなりましたが、大まかな流れは 私が決めています。

(c) YsPhoto|写真素材 PIXTA
「自主性を伸ばす」
「習慣づけを優先」
どちらが正しいというわけでは ありません。
子どもにどんな力を付けてほしいか、子どもが何を学ぶか ですねん

人によってちがっていて いいのだ~

それから、こんな提案もしましたよ。
「ママ自身が へとへとになる場合は、子どもに指示するときがあってもいいんじゃない?」
子どもに 自分で決めさせ、自分で責任を取らせる、って 意外と大変です。
子どもは「やりたいから、やる」「やりたくないから、やらない」とシンプル。
完全に 自主性に任せることは、かなりの忍耐力とエネルギーを使います。
親子の仲が険悪になる、生活習慣がつかない、ママがイライラしすぎる~…
そんなことがあったら、ちがう方法をためすのもいいですね。
年齢に応じて、場面に応じて、自主性を伸ばしていけばいいのだから。
今、育児書がたくさん出ているので、勉強熱心なママほど いろいろと迷うようです。
そのためには、視点を多く持っておくことですね。
正しい答えと 照らし合わせようとすると、不安になります。
子育ての軸は、育児書ではなく 自分自身の中にあります。
