子どもが 登校前にぐずるとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

今日は、娘の 初登校。

時間に間に合うように 支度ができたものの、落ち着きがありません。

「ママ、帽子につけるこのマーク、付け方がまちがってるよ!」突然、娘が 怒り出しました。

プリント見本には、なぜか 男の子の帽子の見本しかなく、うろおぼえで 帽章をつけたんですね。

私も 自信がないので、「これでいい」と断言できません。

娘は、泣きながら 「ちがうビックリマークちがう!!」と 怒っています。


一見、私を 責めているように聞こえますが、ちがうんですネ。

娘は、ものすごく 緊張しいなの。赤ちゃんのときから、場所見知りがひどい子でした。

だから、帽章の付け方がまちがっているかどうか、が この話の根っこでないのねん。

「この帽章の付け方は合っています」と言ったところで、またちがう心配の種を 持ち出してくるだけです。

娘の 話の根っこを聞いていて、不安なんだなあ、と感じました。

写真素材 PIXTA
(c) kaiyo56写真素材 PIXTA


そこで、

「みっちゃん、初めてのことばかりで 緊張してるんだね。これでいいのかな、って不安なんだね」

と 気持ちを 代弁しました。

すると、うわ~~~んあせると 泣き出しました。

よっぽど 緊張していたと見えます。

抱っこして、少し 泣かせました。

落ち着いたところで「帽章は、まちがっていたら、直せばいいんだよ。」と 話をしました(←これは、納得できなかったみたい汗

担任の先生が「泣き虫は大嫌いだから、泣かないでね」と 念を押していたこともあり、泣いてはいけない と思っていたのかもネ。

私は、子どもが泣くことは 大歓迎なのですが、先生によって 方針がちがうのは しょうがないですね。

そのぶん、家で たくさん泣かせてあげようと思います。

そのあと、時間になったので 通学班の集合場所に向かいました。

幼稚園のときみたいに、気が済むまで 泣かせてあげられないのは、せつないです。

がんばれ、娘~☆ 楽しいお顔で 家に戻ってくるといいなあ。